はじめてのばき
ばきのしょうかいをきゅーあんどえーけいしきでおこないます。
つよくなりたければくらえっ!あきはてるまでくらえっ!くってくってくらいつくせッ!


Q.バキとは?
A.少年チャンピオンで連載中の格闘漫画です。
格闘漫画最高峰として何年にも渡り連載が続いています。
しかし、その濃い絵柄、濃い展開、濃い台詞が災いして、拒絶反応を起こす人はとても多いです。
ですが、その濃さに慣れるというか冒されると、この漫画の面白さがわかってくるというか中毒になってきます。
そんなジャンキー状態になった熱狂的なファンにバキは支えられています。
かくいう管理人もその一人。

Q.バキはどんな話?
A.父親を倒す物語です。

単刀直入に述べると、「主人公範馬刃牙が父親範馬勇次郎を倒すために戦い続ける物語」です。
しかし、刃牙と勇次郎の力量差はそれこそ蟻と象ほどあり、しかも年々その差は縮まっては広がっているので、全然話が進みません。
しかも、刃牙は打倒勇次郎の目的に一直線に進むことなく、ちょくちょく寄り道をするのでなおのこと話が進みません。
刃牙最終章はいったいいつになるのでしょうか?

Q.刃牙ってどんな主人公?
A.全体的に生気を感じさせない人です。

本編には出てこなくても表紙で猛っているのが刃牙です。
追記するのならば、やる気というか殺る気満々の格闘家が並ぶ中、唯一やる気のない人が刃牙です。
さらに追記するのなら、なんか可愛くない美少女と付き合っているように見える男性が刃牙です。

Q.ヒロインっているんですか?
A.もちろんいます。

清純さとはかけ離れた言動と肉体構造と精神構造を持った地上最強の雌『松本 梢江』がバキのヒロインです。
眼帯を装備した空手家の奥さん『夏江さん』がバキのヒロインです。

A.勇次郎ってどれくらい強いんですか?
Q.生物の範疇を超えています。
例えるなら、地震を素手で止める、デコピンでムエタイに圧勝する、一国の武力に匹敵するだけの暴力を持つetc…
人間じゃありません。
しかし、そんな現実味に乏しい強さを持ちながらも、まるで目の前に在るような『強さ』を感じさせます
そんな存在感こそがバキ世界における強さを象徴していると管理人は思います。

Q.今はどんな話なんですか?
A.梢江結婚編アライJr編です。

偉大な父親を持つボクシング流拳法の使い手マホメド・アライJrが梢江と結婚するために刃牙と戦うところです。
Jrは刃牙との戦いの予行練習として様々な格闘家と戦っており、それが現在のバキの連載内容です。
それで肝心要の主人公刃牙はやる気を感じさせない日々を送っています。
Jrとの戦いもやる気がありません。非常〜〜ッにッッ。
愛しの梢江との愛情も冷めているようなのでこれからが楽しみというか不安です。

Q.バキの見所はどんなところですか?
A.とりあえず、管理人の楽しみ方を紹介します。

まず、戦い自体よりもその周囲にある解説と驚愕役の人に注目しましょう。
戦いの内容を待ってましたといわんばかりに驚愕&解説してくれるので、これを踏まえて読めば格闘シーンが何倍も楽しくなります。
なお、バキにおける驚愕解説の達人は加藤(驚愕)と本部(解説)です。
現在は二人とも一線から退いているので復帰が求められています。
おまけながら、この二人は実際に戦えばあまり強くないことでも有名です。

次は梢江の動向に注目するといいでしょう。
梢江が動けば地上最強の生物範馬勇次郎もまた動きます。
バキ世界において、もっとも影響力の強い人物の一人でしょう。
彼女の一字一句に注目すれば、バキの裏の面白さがわかります。

最後はやはりかませ犬に注目してみましょう
かませ犬の活躍(?)を味わえばバキの味は宇宙味になります。
それでバキ世界における代表的なかませ犬は巨漢・ロシア人・ムエタイです。

巨漢はいいところなしで負けることが非常に多いです。
身長=強さに結びつかないのがバキ世界です。

ロシア人は強いには強いんですが、最終的には必ず負けるというかませ犬の代表格です。
また、ロシア人は強さを示すパフォーマンスが大得意です。
猛吹雪の中、トロッコを引き上げたり、素手で巨大なクレーターを作ったり、これまた素手でアナコンダを倒したり、起伏のない壁を素手でよじ登ったり…
これらの偉業を見た読者はこいつは強いッ!と思ってしまいます。
でも、その後の惨敗っぷりにこいつはかませ犬だった、と思ってしまいます。

そして、最強のかませ犬といえばムエタイです。
ムエタイは一度足りとも勝ったことがありません。
そのうえ、大抵が1週敗北を実現しています。
しかも、やられた後はよほどのことがない限り、二度と出てきません。
観客にもなれません。
ムエタイは因果の彼方に消え去ってしまうのです。
しかし、大擂台賽に彗星のように出現したムエタイ海王、サムワン海王は中国武術最強の男郭海皇に壮絶な敗北を喫した次の週には復活しました。
しかも、サムワンはムエタイ戦士初の台詞を喋ったのです。
サムワンは偉業を成し遂げました歴史的なムエタイ戦士です。その偉業を称えられてか人気投票で9位に上り詰めました。
ですが、そんな偉業を成し遂げたのも空しく復活して早々に勇次郎にボコられました
彗星のように現れたサムワンは彗星のように消えていきましたとさ。

Q.どうして、管理人さんは『範馬』と言うコトバに過剰反応を示すのですか?
A.範馬はインチキだからです。

範馬という血族は、修行・才能・体格etc…
格闘技における重要なファクターをことごとく無効化しています。
そして、範馬は様々な奇行をやるために範馬に注目しておけばイロイロとネタになります。
範馬はよく衆人環視の前で失禁します。

Q.SAGAってなんですか?
A.実際に読んでみてください。

『バキ特別編SAGA』はヤングチャンピオンコミックで発売中です。
古本屋では大抵100YENというお買い得価格で売られています。
その理由を考えると悲しくなってくるので、あえて言及しません。
なお、バキSAGAを読むにあたって立ち読みはオススメできません。
加えるなら買うこともオススメできなかったりします。
読む際には頭からマットに叩きつけられるプロレスラー以上の覚悟を必要とします

Q.バキが嫌いです。レビューなんて書かないでください。
A.残念ながらできません。


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