最強の敵



最強の敵を考えてみたよー^^
どいつもこいつも最強過ぎるので隙がなさすぎる。


・サイダー松本
かつて少年相撲大会を10連覇した空手家。
サイダーの瓶を握り潰せることからこの名が付いた。
その圧倒的な握力から放たれるパンチはゲーセンのパンチングマシーンでさえ測定不能である。
都内のゲーセン10店舗から出禁になったことで伝説となった。

今は不良グループ、邪魔異渦の副リーダーとして君臨している。
警察を出禁になることを目標としており、日々警察署の壁を殴っている。
その行為は舎弟はもちろん、警察にも恐れられている。

「貴様を人生から出禁にしてやろうか?」


・ゲリラ東宮
栃木県の王を自称する男。
中学から高校までの8割の時間を少年院で過ごしており、少年院における権力は看守以上と目されている。
少年院最強トーナメントで優勝したことで権力を手にし、栃木県を手に入れた。
今やゲリラ東宮に逆らう栃木県人はいない。

少年院の王となることができたのはゲリラ東宮が幼少期にベトナムで過ごしたことに起因する。
ベトナム戦争の残党たちから命を狙われたことで並々ならぬ危機感が身に付き、危険を事前に回避することが可能となった。
あらゆる危険はゲリラ東宮を前には何の意味も持たないのである。

「喧嘩と地雷原を散歩することのどっちが危険だと思う?」


・沖縄剣豪
岐阜県を代表する裏空手家。
裏空手とはあらゆる武器の使用を前提とした裏の空手である。
その裏空手を体得した沖縄剣豪は岐阜県のアンダーグラウンド空手選手権を優勝。
その勢いで山梨県を滅ぼしたという恐ろしい過去を持つ。

あらゆる武器の使用が許可されている裏空手だが、沖縄剣豪が好んで使う武器は下剤である。
戦いの中で相手に下剤を飲ませることで弱体化、その隙に隠し持った警棒で叩く残虐なファイトが持ち味。
そのあまりの恐ろしさに岐阜県民全てから恐れられており村八分にされている。

「武器を武器の中からしか選べない時点でテメエの負けなんだよ!」


・デーモン邪真
岩手県警の機動部隊の隊長。
岩手県の不良の4割を始末したのは彼だと言われている。
警察の象徴として不良から悪鬼羅刹の如く恐れられており、この名前も実の親の不良から名付けられたものである。

一見、不良の大敵だが実は不良と結託しており、警察を滅ぼすことを目標としている。
そのため、半ば八百長試合で不良を倒している。
このことに警察は気付いておらず、最大の敵を組織の中に匿っている状況である。
その力量は定かではないが2割の不良は実力で倒しているため、かなりのものと推測される。

「俺は警察の正しさを証明するための歯車じゃねえ!」


数ヶ月後に続く。