刃牙道感想 第150話「峻烈」

武蔵がSTATに囲まれた! 絶体絶命!(STATが)
弱い者イジメ同然だから武蔵の応援をしにくい。
かといってSTATの応援もしにくい。
何ともテンションが上がらない一戦である。
頑張れ、刃牙……頑張ルンバ……


阿部総理は徳川邸へと出向いていた。
用件は当然、武蔵に関するものである。
人間のクローンを作るばかりか、それが暴れて、挙げ句殺人まで犯している。
グラップラーでもさすがにそれはどうかと思う条件が羅列されている。

みっちゃんは安倍総理を咎めない。
今回のSTAT出動も止めるようなことはしない。
さすがに今回ばかりはみっちゃんも非を認めているようだ。
でも、積極的に止めに行かない辺り、何か諦めというか放棄している。
うん、飼い主に向かないタイプだ、このジジイ。

「殺すか…?」

「既に2人もの犠牲者が出てます」「これ以上は増やせません」

人間のクローンという倫理観の問題もあるが、何よりも人命が失われている。
強いんだ星人とかそういう理由で許されない。
同じく過去から蘇ったピクルが人類の宝なら、武蔵は人類の敵となっていた。
みっちゃんが素手での勝負を徹底させていれば……
現代には武器より素手の方が持ち味が生きる戦士が多いぞ。
武器を持った方が強いのは本部くらいですよ。
その本部も素手で勝負を決めちゃったわけだけど。

「死屍累累じゃ」

実弾の使用を許可した旨を聞くとみっちゃんはこう返す。
STATでは武蔵に勝ち目がないと踏んでいるようだ。
だが、みっちゃんの目に力がない。
さすがの巨悪徳川も大量虐殺には胸が躍らないらしい。

とはいうものの、この人、刃牙道では戦わせてはいるもののあまり楽しそうに観戦していない。
勇次郎VS武蔵くらいだろうか。
観戦の楽しみより死のリスクの方を恐れているのかも。
だとしたらもうちょっとこう、手心を……

さて、現場である。
まず、武蔵さん、前ダッシュします。
見失います。
STAT隊員が装甲車両から出ます。
まずは装甲車両を散開させるのが先だと思うのですが……
見失っているとSTAT隊長の島本頼至が後ろから斬られます。
お前のSTAT糞弱じゃねーか!

「惨劇の火蓋」
「今ここに!!!」


そんなわけで惨劇が開始された。
そう、惨劇なのである。
武蔵のメンタリティは現代人とは異なる。
殺人も遠慮なくやる。

STAT側としては武蔵はまずビビると思ったのだろう。
現代人なら装甲車に囲まれれば普通ビビる。
が、倫理観がまるで違うのでむしろ特攻を仕掛けて、一手遅れてしまった。
STATが容赦なく撃ち殺す気でいればまた結果が変わったかも。
次回へ続く。


STAT、無理!
人殺しの達人と特殊部隊と言えど殺人を経験していない人間の集まりでは天と地の差があるのだった。
人を躊躇なく殺す勝負になればSTATに勝ち目はない。
一人死ねば混乱が続いてあっという間に大惨事の予感だ。

STATは大軍かつ近代兵器で武装している。
が、これでは弱い者イジメ同然でテンションが上がらない。
ただムエタイで遊ぶだけならまだしも、殺人にまで及んでいるからなおさらだ。
やっぱり、ここは刃牙に守護ってもらわないと……

だが、刃牙、守護る気でいながら出遅れている。
いつものこととはいえ……
主人公が遅れてやってくるのも王道とはいえ……
ケンシロウがモヒカンからパンピーを守れたことなんて数えるほどしかないし。

ここでSTATの一員に刃牙が紛れ込んでいたら真面目に惚れるかもしれない。
惨劇に駆けつけたヒーロー!
場は大盛り上がりである。
そして、手に持ったサブマシンガンで武蔵に襲いかかって本部一族だと知らしめるのだ……