刃牙道感想 第151話「恐慌」

STATがいきなり斬られた!
お前はよくやった。
あとはグラップラーに任せよう。
いや、もしかしたらあの血は本部の血かも。
名もなき(あるけど)STATを守護って果てるのだ……


STATの島本の背後に武蔵が立つ。
ホラー映画のような状況だ。
斬られる恐怖から振り返ることを躊躇うのもホラー映画だ。

それでもSTATの意地に賭けて振り返ると本当に武蔵がいた。
振り返ると肩口から袈裟斬りされた。
島本の身体が斜めに斬れて倒れる。
間違いなく即死であろう。

今までの武蔵は自分に危害を加えた、加えようとした人間だけを斬っていた。
だが、今宵の武蔵は問答無用に殺した。
手加減なしだ。

そして、STATの防具を以てしても武蔵の斬撃は防げないのだった。
そうなると一つの疑問が頭をよぎる。
何で本部は斬られなかったんだ?
鎖帷子とアラミド繊維の合わせ技はあるかもしれないけど……
練習試合だから斬る部位だけじゃなく斬る力でも手加減していたのか?

島本の鮮血を受けた隊員は構えようとする。
が、その刹那、両腕を斬られる。
当然、激痛に呻くのだった。
一瞬で2人、正確には2人が殺されてしまった。

「包囲しろッッ」
「囲むなッッ」


この惨劇にSTATの指揮系統は混乱する。
囲めばいいのか、囲むのはダメなのか。
STATの主武装はサブマシンガンなのだから囲むのはNGである。
数と武器を揃えてみたものの、作戦指揮が全然煮詰まっていない。
刀を持った超人との戦闘はマニュアルにないのか。
撃ちまくれば倒せるくらいに大雑把に考えていたりして。

直後に武蔵は装甲車の間に逃げ込む。
隊員たちが追いかけると既に消え去っていた。
密集した陣形の結果、死角が出来てしまっている。
そもそも白兵戦に持ち込みたい武蔵相手に装甲車はさほど意味を為さないような。
自分たちの射線を遮るだけだ。
STAT、完全に自爆してしまっていた。

そうこうしていると隊員の背後にまた武蔵が現れる。
振り返ると同時にヘルメットとサブマシンガンごと頭を真っ二つにする。
今宵、3人目の犠牲者だ。
そして、本部の予言通り、(サブだけど)マシンガンでも斬る武蔵であった。
じゃあ、何であの人は烈にマシンガンを持たせろとか言い出したんだろう……

だが、STATの無能ではない。
今度は武蔵を追いかけて囲むのだった。

「囲んだぞッッ」
「囲んでどーする!!?」
「撃てないッッ」
「これッて…ッッ」
「囲まされてンだよッッッ」


STAT、無能だった!
囲んだことで誤射の可能性が出てしまい発砲できない。
数と射程の利をまったく活かせなくなったのだった。
あの、足下を撃てばいいのではないでしょうか……
ええい、ヘッドショットしか狙わないのはFPSのやりすぎだ!

躊躇した瞬間に武蔵は隊員の首を刎ねる。
さらに肩から袈裟斬りをする。
次は腕を斬るってさらに両脚を斬ると続く。
喉元を突き、最後に兜割りで頭部を切り裂く。
一瞬で6人を殺したのだった。

これで混乱するうちにまた消えて現れて瞬殺していく。
首が飛んでいることから無遠慮に殺しているようだ。
一瞬で10人以上殺された。
隊員は全滅させられるのではないかと恐怖するのだった……
次回へ続く。


実に悲惨なことになった。
今の武蔵は手心を加える気がまったくない。
STAT、普通に可哀想……

武蔵は殺戮を重ねて何を望み目指すのか。
そこがわからないので何とも応援できない。
バキ史上で一番憎まれ役になっているかも。

大事になるほどにみっちゃんの責任も大きくなっていく。
さすがにこうなるとみっちゃんも逃げられそうにない。
ついに裁かれる時が来るのだろうか。
悪は滅ぶ……それは摂理なのだ……

その前にみっちゃんも責任を取らないと。
今の武蔵を止められる人材を探してくるのだ。
ムエタイ軍団とかいいかも。
いや、貴重なムエタイ戦士が死ぬのはさすがに勘弁だな、うん。

このまま人が殺され続ける展開になるとさすがに困る。
武蔵の強さを感じる前にSTATが可哀想に感じるのはちょっと……
早く刃牙には守護ってもらいたいところだ。
だが、今の武蔵は刃牙でも遠慮なく殺しそうだ。
刃牙は勝機どころか生き残ることができるのか?
本部の道場を荒らして完全武装すればあるいは……

何はともあれ、ここできっちり守護ってくれれば一気に刃牙は英雄だ。
世界の平和のためにも是非頑張っていただきたい。
あ、STATに紛れて潜り込んでいたらいつの間にか斬られていたってオチは勘弁で……