喧嘩稼業第89話感想

石神風神、やっぱり噛ませ犬じゃないですか、やったー!
わりとイニDの頃のネタを引っ張って来るので、そのうちシンちゃんのフォローをしてあげてください。
アイツ、キャラ立て凄いやったわりにはオチがおざなりだったので……
というわけで、喧嘩稼業。


芝原にドーピングした後、後藤は控え室に戻って試合を観戦していた。
セコンド以外はリングに近付いてはいけないのだろうか。
後藤は人は弱気になると偽善者になると語る。
弱気になる、つまりは死が迫るということだろう。
医者として死を間近にした人間を見てきただけあり説得力がある。
金田とか。

そんな中で芝原は死が迫っても偽善者にならず我欲で戦っている。
この強気さに後藤は感心する。
後藤が芝原の援助を行うのは何らかの打算があるかと思いきや、わりと普通に医者として付き合っているのか?

全てを脱ぎ去って残りの命を燃やす者、全てを背負って続く者のために魂を燃やす者。
似ているようで違う2人の試合が始まる。
初手は上杉の後ろ廻し蹴りである。
初手より大技だが大技だったからか、芝原は身をかがめてかわす。

だが、後ろ廻し蹴りは当てるのではなく、その回転力を活かした鉤突きが本命だった。
回転力を活かしたが故にその速度は凄まじく、芝原は回避できずに腕でガードする形となる。
もっとも、偶然に近く初手の廻し蹴りを腕を使って捌いていたら、鉤突きを食らっていたかもしれない。
廻し蹴りが当たれば大ダメージ、鉤突きが当たれば煉獄という恐ろしいコンビネーションである。

この初手煉獄に里見も驚く。
秘中の秘だと知っているだけに出し惜しまずに狙ってきたのは意外なのだろう。
一方で煉獄の一打目は深く刺すために素早く戻すことはできない。
達人の身体に長く触れることになるというリスクを背負う。

そのため、芝原の反撃の小手返しがいとも簡単に決まる。
投げるに当たって崩しなどが必要なのが普通だ。
だが、芝原はいとも簡単に崩して投げた。
とんでもない技量を感じさせる。

一方、上杉もやられるだけでなく投げられながら延髄蹴りを狙う。
上杉はどれか一発でも食らえば大ダメージの危険な手が続く。
さすが無一を強襲した時に耳を引き千切る、海に致死となりかねない踏み付けを指示する、刑事の歯を折った、過去に殺人を犯していると危険な過去を持つ男である。
……この人、一見いい兄貴分みたいな立ち位置だけどやっていることはダーティの極みだな。

その延髄蹴りをガードした芝原は脚を極めようとする。
それを警戒して足掻こうとした上杉にサッカーボールキックが決まる。
上杉得意の打撃で一本取られてしまい、上杉は早速鼻血を流して出血するのだった。
一瞬で崩して投げる技量、数手先を読む駆け引き……
今まで戦っている場面がなかった芝原だがその実力は本物だった。

そんなわけで初手より濃密な駆け引きと共に合気VS空手の一戦が幕が上がったのだった。
喧嘩稼業はリアル寄りなので同じ合気でも板垣寄りのバキと違ってけっこうガードする。
高齢だから腕が折れないか心配したが平気そうだ。
意外とガードする、意外と頑丈なのが芝原である。

あとは意外と掲載してくれると文句ないんですけどね。
次は1ヶ月後じゃねーか!
かぐや様で何とか耐え忍びます……