アニメ版バキ感想 第1話「シンクロニシティ」

アニメのバキが放送が始まったぞ!
ネット放送で先に見ていたのですが、ネタバレを避けるために地上波に合わせて感想を書きます。


まずはOP!
戦士たちが勇姿が一人ずつ並ぶ。
ガンダムSEEDで見慣れたアレである。
いや、少し違うか。

刃牙、烈、独歩、克巳、渋川先生、花山、加藤・末堂・みっちゃん、オリバ、勇次郎の順番ですね。
あ、克巳が出てくるんだ。
死刑囚編での克巳は才能が開花しておらず失態も多いのだが、死刑囚編での主役格と肩を並べての登場である。
出番そのものには恵まれていたわけだし、厚遇の理由もわかるというものか。

でも、加藤と末堂は一緒くたにされている。
みっちゃんと合わせて悪代官とその手下って感じだ。
多分、初見の人はここでみっちゃんを悪人だと勘違いする。
そして、刃牙道まで見ることで悪人ではなく悪そのものだと認識する。

キャラクターが描き終わると最大トーナメントのリプレイ開始!
バキのアニメで最大トーナメントというと、あの摩訶不思議な3DCGのOPを思い出させますからな。
あれを忘れさせてくれる良き計らいである。

というわけで、本編開始。
ナレーションの声優は古谷徹! アムロ・レイだ!
豪華だな!?
バキの面白さと言えばナレーションも大きいですからな。
キャラクターに喋らせるみたいな無作法はしてはいけない。
豪華声優にナレーションをさせろ!

最大トーナメントを終えた刃牙はその強さで周りを震えさせ、不良から目を付けられる。
バキになってから刃牙はイメチェンをしている。
髪にトーンが入って茶髪めいているし、しばらくは「刃牙」ではなく「バキ」とカタカナで呼ばれるようになる。
そして、何よりも生意気になっている。
グラップラー刃牙時代からそういう一面はあったけど、「バキ」からの刃牙は不遜! 無礼!
最大トーナメントで優勝して調子に乗っているんですかね?

みっちゃんは刃牙の学校にニトログリセリンを持ってくる。
やっていることはテロリストだし悪だが、爆破ではなくシンクロニシティについて語りたいのだった。
かつて液体だったニトログリセリンが世界中で結晶化したように、世界中の死刑囚たちが共通の行動を行っているのだ!
何か物質と人間を一緒くたにされても困るのですが。
この理屈ではなくノリと勢いで押し込むのがバキですな。

そんなわけで死刑囚たちが紹介される。
まずはアメリカの死刑囚、ドリアン!
見た目こそ老人だが絞首刑に耐え拘束具を筋力のみで破る驚異の肉体を誇る。
そして、看守をいとも簡単に殺害する残虐性の持ち主である。
今まで戦って来た格闘家たちと違う!
そんな衝撃を叩き付けた底知らぬ男だ。

次はイギリスのヘクター・ドイル!
ドリアンと違って細身だが電気椅子に耐える強靱な肉体を持っている。
そして、死刑囚随一の美形である。
女装もするぞ。お楽しみに。
不可思議な構えのパンチながら看守の頭部を破壊する凄まじい攻撃力を持っている。

余談ながらイギリスには死刑制度はない。
が、軍人には死刑があるのでドイルは軍関係者と思われる。
最後に出てきた協力者も軍関係者みたいですからな。
死刑囚が空軍基地から日本を目指すなんて不祥事にもほどがある。
ドイルは一体軍規の何を犯し死刑囚となったのか……
なお、その辺はちっとも明らかにならない。
大事なのは生い立ち以上のインパクトだ!

続いてロシアのシコルスキー!
ここから死刑囚だけど死刑を食らったわけではなくなる。
だが、このシコルスキーのインパクトは絞首刑や電気椅子に劣らない。
何せミサイル発射口に囚われているのだ!
……いや、何だ、それは。
何でそういうところに囚われているわけ?
普通の牢屋では納まりきらない身体能力を持っているのか。

それだけでなくシコルスキーは最大トーナメントでジャックと激闘を繰り広げたあのガーレンを瞬殺する!
ガーレンが実はいまいちということを考慮しないことにすれば恐るべき強さの持ち主である。
そして、ここで競技ではなく何でもありの純粋な闘争という概念が触れられる。
死刑囚は試合ではなく何でもありの死合いにおいて強さを発揮するのだ!

二度の目のアメリカ、シコルスキー!
潜水艦を用いた水深200mの海底刑務所にスペックは捕えられている!
当たり前だが海底刑務所なんて存在しない。
維持費がバカ高いですからな。
定期的に補給のために浮上しないといけないしあまり意味がない。

だが、実際にあったとすれば水の壁に囲まれた絶対に逃げられない難攻不落の砦である。
そんな砦をスペックはあっさり脱走する!
5分間の無呼吸運動によって水深200mを物ともせず脱出する!
水圧とかそういうのはもう無視しよう。
5分間の無呼吸運動ができれば些事!

ここで謎いのは脱走のきっかけを作った金属片。
スペックに殺されたジム教授の歯を被せたという発言があったのだがあれはどういうことなのか。
虫歯治療のためだとは推測できるが、何故、それをスペックが知っていたのか。
何となくジム教授の歯を探ってみたら目的の物が見つかっただけなのか?
理屈や勢いだけじゃなく奇怪さもあるのが死刑囚の恐ろしいところである。
なお、シコルスキーのメッキはわりと早々に剥がれる。

最後は日本、柳龍光!
浦安鉄筋家族でよく見る顔なので、あまり昔のキャラという気がしない。
それは置いておいて柳の独房はロケット砲さえ跳ね返すアクリルによって包まれている。
360度から見渡せる上にフンドシ一丁でプライバシーも何もない。
体躯こそ死刑囚の中で一番小さいものの、それくらいのレベルの警戒をしないといけない超危険人物なのだ。

柳は手の平に真空を作り出すことで銃弾を容易く跳ね返すアクリルを破壊する。
真空を作ってそういうことができるのなら、よくある壁とか冷蔵庫に貼り付ける吸盤も同じことができそうだけど……
でも、柳は極限の真空と言っている。
極限ですよ、レベルが違うんですよ、ロケット砲を跳ね返すアクリルだって破壊できますよ。

バキ史上を巡ってみても濃い個性とキャラを持った死刑囚たちが一度に5人も現れた。
いずれも今までにない強さを持った危険人物たちである。
どうする、刃牙。戦え、刃牙。正直、バキの頃からまともに戦わなくなるんだけどな、刃牙。

最後にEDではガチ性交シーンが描かれるお色気派ヒロイン梢江が出てくる。
刃牙と梢江を見つめる勇次郎で締められる。
謎だ! 全力で謎だ!
というか、梢江を強調するな! 出るな!
死刑囚と梢江で波乱を感じさせながら次回へ続く!