シンフォギア再放送開始!&XVのキャッチコピー判明!



youtubeでシンフォギア再放送開始ッ!
youtube公式チャンネル
というわけで、XV放送までにフォニックゲインを高めておきたいところ。
適合係数を高めておけば絶唱しても死なない!
フォニックゲインと適合係数って別概念だからちょっとややこしいデスな。


一方、XVの新情報はキャッチコピー!
これがXVのキャッチコピーだ!
(再放送のCM枠で見ることができます)

繋ぐこの手には――
キミを殺す力がある。


(゜Д゜ )

インパクトの強いキャッチコピーが並ぶシンフォギアシリーズでも特に刺激的なキャッチコピー。
XVは未来さんとの全面抗争が予想されますな……
神の力を利用しようする訃堂の陰謀と神そのもののカストディアンの襲来と板挟みにされる未来さんの未来や如何に。
まぁ、歌の力と愛で救い出すから安心だよ。
その過程で血涙を流すけどな!

ついでに歴代シリーズのキャッチコピーとその考察について。

――少女の歌には、血が流れている。

記念すべき無印のキャッチコピー。



血ィ流しましたね、この人。
というのは冗談として、これはシンフォギアの本質に触れたキャッチコピーと言えよう。
シンフォギアは歌いながら戦うという頭の悪いコンセプトに基づいた頭の悪い作品……
と見せかけて(実際のところ、かなり頭が悪いけれど)装者たちは決して超然とした人物ではなくそれぞれに悩みや葛藤を抱えている。 奏という設定最強の歌女でさえその葛藤が描かれている。
こうした抱えた葛藤を克明に描き克服していくスタイルはAXZまで続いている。
加えるならシンフォギアの前身となるWAシリーズから同じ構成で金子彰史はストーリーを作っている。
こうした血が流れている等身大の人間が織りなすドラマがシンフォギアなわけで、シンフォギアのコンセプトを暗に打ち出したキャッチコピーと言えよう。

なお、これは敵も同じでわりと地に足を付けた葛藤をしていることが多い。
フィーネもウェル博士もキャロルもサンジェルマンもアダムも、抱えているものは人間的なものだ。
唯一の非人間であるアダムも葛藤そのものは人間的でわかりやすいものなんですよね。
イケイケでノーシンキングなウェル博士もGXで人間らしいところを見せた。
あと個人としては最弱な辺りも人間っぽいってことで。


喪失さようなら―― 融合症例第一号ガングニール

不吉なキャッチコピー第1弾。
実際、響の左腕が喰われるという大事件が起きたり、響に命の危険が迫ったり、キャッチコピーとは逸れるけど月の落下が囁かれたりと、迫り来る危機に関してはシリーズトップクラスであり、そんなハラハラする状況を物語るキャッチコピー。
結果としては神獣鏡ビームで融合症例第一号は喪失することになったのでキャッチコピー通りである。
その浄罪によって神の力を宿せる身、融合症例以上の奇異である第三種適合者になるのだけど。

というわけで、ストーリー展開が直に反映された直球型キャッチコピー。
一方で不吉さとは裏腹にこのキャッチコピーこそが響を救う手立てでもあった。
なので、ミスリードを含んだキャッチコピーであるとも言える。
シンフォギアはけっこうミスリードが好きなんですよね。
今では想い出の彼方だけど、無印公式サイトでキャラクター紹介ページの並びが奏・翼・響・未来とまるで奏が主人公だと錯覚させる配置にされていたり。
なお、第1話終了後に今の響・翼・未来・奏の配置になった。明らかに意識的にミスリードを狙っていた。


世界を壊す、歌がある。

不吉なキャッチコピー第2弾。
このキャッチコピーの通り、歌が敵として立ちはだかることになる。
実は歌が明確な敵となったのはGXだけだ。 Gの頃は装者が敵であって歌は敵という印象はないどころか世界を救う要因になっていた。
そもそも装者VS装者という構図さえフェイクだったし。

指定暴力団キャロル組はシリーズ最強の名に恥じぬ圧倒的な戦力で装者たちを圧倒している。
特にキャロルは聖遺物の力を借りず自身が組み立てた錬金術の理論でエクスドライブを用いた装者たちと正面から渡り合っている。 同じラスボスでも完全聖遺物パワーをブン回したフィーネとウェル博士、自分自身が完全聖遺物のようなもののアダムと比べると異色も異色である。
(聖遺物っぽいダウルダブラを使ったけど、ダウルダブラ単体ではイグナイトに敗北済みなのでおまけもおまけ)
そのキャロル最大の武器が装者たちの力、歌であったことから、その特異性をアピールしたキャッチコピーとも言える。


一にして全なるモノが死を灯す。

不吉なキャッチコピー第3弾。
死を灯すというワードがヤバい空気を醸し出す。
何か不吉なのばっかりですね。

しかし、不吉さとは裏腹にサンジェルマンたちが命を燃やして命を救うというAXZ最大の見せ場とも言えるシーンを示したキャッチコピーで言うほど不吉じゃない。
この死を灯すのもサンジェルマンたちの死を灯した辺りがミスリード。
第1話ではバルベルデの人たちの死を灯したから不吉さを感じさせたけれど、意外にもサンジェルマンたちの自己犠牲という方向に舵取りを行ったのだった。

また、G以降はストーリーの盛り上がりどころを切り取ったキャッチコピーになっている。 XVも神殺しでブン殴る瞬間が盛り上がりどころ?
よし、シンフォギアXDの未来さんをブン殴ろう(不謹慎)


というわけで、再放送によって神殺しの力を蓄えつつXVに備えよう!
再放送を行うということはシリーズ知識がフルに必要とされる気がするんデスよね。
最終作?だけあって考察班が唸るのぜ……