バキ道感想 第34話「物言い」

力士じゃない力士たちが集まった!
それもこれも力士と戦うためだ!
なお、本部はいない。
リベンジする機会さえ与えられなんだか……
イマイチ扱いが悪いのが本部らしいですな。


5人の地下闘技場戦士を力士、ただし、古代相撲における力士であるとみっちゃんは紹介する。
古代相撲の力士基準、わりと緩いですな。
宿禰も最初は体重がどうのこうの言っていたのに。

みっちゃんは5人の戦士を名力士たちと紹介する。
かつてはいまいちだった克巳が名力士に入ったのはピクルとの戦いで男を上げたのが大きいか。
でも、片腕になった後の戦いが描かれていないし、克巳自身も自己評価はいまいちだ。
活躍の機会があればいいのだけど。

なお、呼ばれなかったことから本部は力士ではない模様。
やっぱり武器はあかんようだ。
勝利することでむしろ株を下げた稀有な存在である。
……武蔵戦での刃牙もけっこう株を下げたな。

「軽量を補う技量をそれぞれが備えている」

宿禰は力よりも技を評価したようだ。
花山以外はフィジカルが飛び抜けているわけではない。
だが、それぞれ独自の技術を持っており、それで強敵たちと渡り合ってきた。
……花山以外は。

花山は軽量を補う技量がないというか、トップクラスの重量級だ。
何せ160kgですよ。
トップクラスにぽっちゃりだ。
やっぱりロクに運動しないのが体重に繋がっているんですかね?

そして、この台詞からオリバの評価が低い理由がわかった気がする。
オリバは技量がなかったんですな。
だから、自分以上の体格を誇る相手には滅法相性が悪いということか。
そういう意味では戦う相手は常に体格で勝っていた花山はピンチだ。
それとも花山には隠し球でもあるのか?
……斬撃耐性とか。

そんな力士たちが集う空間に元力士、金竜山がやってくる。
すっかり忘れていたがまだ金竜山のターンは続くようだ。
地下闘技場の柵を軽やかに乗り越える辺り、引退したとはいえ身体は鈍らせていないようだ。
でも、みんなの反応は特にないと冷ややかなものだ。
あの本部を倒した力士だと持ち上げてやればいいのに。

ここで金竜山はすっかり忘れていた理事長との交渉の報告をする。
大相撲の力士を地下闘技場に招いて戦わせる!
大相撲側には一切のメリットがない。
対して金竜山は大相撲を叩きのめしたいからメリットしかない。
理事長が乗るわけがない提案だ。

「「幕内」に殴り合いに怖じける力士など」「一人もいねぇよ」

乗る気かよ!?
いやいや待て待て待ちなさい。
大関負けてますがな。幕内に一人もいないって横綱の次の番付の大関が負けてますがな。
やる気を見せるのはいいけどいくら何でも現状認識ができてなさすぎる。

それとも宿禰に敗北した大関は番付は高くとも実力の伴っていない力士だったのか?
何せ胸毛生やしていましたからな。
胸毛を生やしたファイターに強者はいないのがバキ世界の真理だ。
勇次郎だって胸毛を生やした瞬間、凡百の格闘家に負ける雑魚に貶められるであろう。

「頭と頭を全力でぶつけ合う」
「そんな格闘技がどこにある――――?」


理事長は相撲の特異性を語り始める。
幕内平均160kgの力士が頭を全力でぶつけ合う!
こんな格闘技は地球上でも相撲だけ!
たしかにそうかもしれないけど、だからと強さの証明にはならない。
そろそろNo.2の大関が負けた事実にも目を向けて欲しい。

ともあれ、予想外にも話はとんとん拍子で進んでいく。
理事長としても力士たちを大相撲の枠ではなく、地上最強の枠で戦わせたかったのかも。
横綱龍金剛の試合を知っていたみたいだし、下克上のチャンスは常に窺っていたのかも知れない。
だとしたら金竜山の提案は渡りに船だ。
金竜山はだからこそこんな無茶な提案をしたのか?

「八角形の土俵とやら」
「喜んで上がらせてもうらぜ!」


誤字ってるー!?
決め台詞なのに大文字で誤字ってるー!?
せっかく器の大きなところを見せたかと思いきや、大分へっぽこな感じになってしまいましたな。
ついでに電子書籍版だと「上がらせてもらうぜ」と誤字っていない。
けっこうギリギリで直したようだ。

こうして誤字りながら理事長は地下闘技場での戦いを決意する!
何せ相撲はあの武蔵に勝った本部に圧勝している。
理事長は実はこの事実を知っているから勝負を受けたのかも。
でも、その後にプロレスに負けている事実は忘れないで欲しい。
本部のせいで力士の評価に悩むことになっている。
あの人、つくづくバキ世界のパワーバランスをかき乱す存在ですな。

金竜山は力士たちが地下闘技場戦士に負けるはずない。
そう思っていることを伝える。
いつの間にか宿禰VS大相撲から地下闘技場VS大相撲に趣旨が変わっている。
宿禰一人だと手駒として十分なれど少ないから、実力が保証されている地下闘技場戦士を巻き込んで勝率を上げるのが金竜山の狙いだったりするのだろうか。

そうなると宿禰がボスキャラかと思いきやまさかの仲間キャラになり、大相撲がボスキャラになってしまう。
大相撲にはそれほどの逸材がいるのだろうか。
ボクシングもアイアン・マイケル程度かと思いきや何だかんだで逸材がいましたからな。
相撲にもボルトのような強者が眠っているのかもしれない。
そのボルトは見えないところで負けていたけど。

ともあれ、地下闘技場VS大相撲の戦いが始まろうとしている。
その大相撲の尖兵が猪狩に負けているけど。
この辺の時空の歪みを上手く説明してもらいたいですな。
次回へ続く。