バキ道感想 第57話「これ以上は」


アニメ版のサムワン海王が姿を現した!
顔がやや黒塗りになっていてメチャクチャ強キャラっぽいですね。
1回戦で郭海皇と戦うのだがこれはワンチャンあるぞ!


あと毛海王の説明、これ何なんですかね?
というわけで、相撲行ってみよう。


さて、またも渋川先生のインタビューが行われる。
加減しろ、莫迦!
いや、2週連続でインタビューは反則でしょう。
思いついたとしてもやっちゃいけませんよ。
そろそろ過去だけでなく未来を見て欲しい。

渋川先生はある力士を語る。
明治時代の横綱、太刀山峰右ヱ門であった。
その得意技は突っ張り。
一突きで並み居る力士を倒していたのだった。

その太刀山峰右ヱ門のサイズは185cm139kg。
当時としては破格なれど現代においては巨鯨の半分以下。
それでもその突っ張りが恐れられていた。
ならば、体躯において圧倒的に勝る巨鯨が突っ張りを打てば、その威力は太刀山峰右ヱ門とは比較にならない……?
って、ちょっとインタビューで語りたいことがわかりにくいぞ。

そんな太刀山峰右ヱ門を越える突っ張りを渋川先生はモロに受けた!
今度はガードできていない。ノーガードに突き刺さった。
合気の弱点は地面に足が付いていないとその術を使えないことらしい。
今までなかなか突かれそうで突かれなかった弱点ですな。
体躯が大きい巨鯨が相手だから露わになった弱点なのかもしれない。

渋川先生は飛ぶ。
今度は受け身を取れず観客席に激突する。
これでまた柵に着地していたら同じことの繰り返しになっていた。
ループ物かと疑われてしまうので、渋川先生は身体を張って違う展開にしたのだった。
これで歴史が変わる!
変わるのか?

渋川先生がクリーンヒットを受けてここまで吹き飛ばされるのは独歩に菩薩拳を食らった時以来だ。
いや、観客席まで吹っ飛んだのでダメージは菩薩拳以上だろうか。
フィジカルが一流の巨漢という稀に見る大器、巨鯨のフィジカルが存分に発揮された。

それでも勝負ありではなく渋川先生は息絶え絶えながら試合場へと戻る。
ここで追い打ちしないのが巨鯨の甘いところですな。
金竜山といい金隆山といい力士は相撲に縛られてしまうようだ。
金隆山は別の漫画のキャラです。

致命打を叩き込んだ巨鯨ではあるが冷や汗を流している。
手応えを感じつつも渋川先生が舞い戻ってきたことに驚いているのか。
だが、今のところ、巨鯨が受けたダメージは喉への一撃だけだ。
冷や汗はほぼ精神的なもので基本的にはへいきへっちゃらである。
なので、競り合っているように見えて実際はそうではないのだ。
その辺も最近のバキ道、ループ物説を漂わせている要因の気もする。

ここで巨鯨は絶句する。
渋川先生の左目の義眼が破損していた!
なかなかに初見さんにはびっくりな光景である。
巨鯨は渋川先生が隻眼であることを知らなかったようだ。
昂昇でさえ知らなかったほどだ。巨鯨が知らないのも無理はない。

でも、吹っ飛ばされて義眼が砕けるのは不自然じゃないか?
突っ張りを顔面に受けたのならわかるが、食らったのは胸元。
観客席に突っ込んだ時に顔面を打ったのならわかるが、ヤムチャポーズで激突している。
一応、顔の左側を観客席に向けているからギリギリおかしくはないのだが……
もしかして、巨鯨をビビらせるためにわざと壊したか?

「義眼がブッ壊れたァーーッッ!!!」

これを見て実況は叫ぶ。
実況は当然最大トーナメントのあの人だ!
まさかの20年振りの登場だ。
今回、一番のサプライズですよ。
ちゃんと義眼だと即刻突っ込む辺り、最大トーナメントの経験がちゃんと生きている。
板垣先生はインタビューは何回も繰り返すけどこういうところはちゃんと覚えているんですよね。
ファン泣かせだ。

義眼が壊れて飛び出て、渋川先生は見た目がくさったしたいのようになった。
渋川先生の義眼が壊れる時は決着する時。
なのだが、義眼が壊れてなお戦うのは初めてだ。
そういう意味でも合気の限界突破、か?

「これは地上の競技じゃねぇ」
「俺ら2人が止めさえしなければ」「何人も止めることはできねぇんだ」


渋川先生は改めて地下闘技場におけるルールに触れる。
地下闘技場はどちらかの戦闘不能を以て決着とする。
そして、渋川先生はまだ立っている。
見た目がくさったしたいになっても勝負は続くのだ。
とはいえ、第三者の介入で終わった試合もけっこうあるんですけどね。
アイアン・マイケルのセコンドのサムとか勇次郎とかアライ父とか。

ともあれ、これは相手を地面に付ければ終わりの試合ではない。
最悪、死が待ち受けている死合いなのである。
その異常性、残虐性にやっと巨鯨は気付いたのだろう、完全気圧されていた。
そして、試合の中断を言いそうになる。
この裁定は不味い。天内もオリバも勇次郎も痛い目を見ている。
勇次郎もエア味噌汁をやることになったぞ。

「これ以上は何だってぇ!!!?」
「降りるって言うのけぇッッッ」


渋川先生が吠えた!
Jr.以来の激昂である。
渋川先生は情けをかけられることを嫌う。
決着にはシビアなのだ。
ここからが合気の限界突破のチャンスなのに、相手が終わりを提案したのだから怒るというものか。

「えぇ~~?」

対して巨鯨! 完全に巨漢の反応!
渋川先生のテンションについて行けていない。
完全に置いてけぼりにされている。
でも、「えぇ~~?」って反応はショボい! 君、ダメ!

巨鯨は殺せば勝ちの世界ではなく、転がせば勝ちの世界に生きてきた。
そこにおける精神性の差が出たのだろうか。
作中屈指のフィジカルの持ち主である巨鯨だが、メンタルの弱さは量産型巨漢並みなのであった。
その点、オリバが死んでもおかしくない攻撃を行った宿禰は覚悟が完了していると言えよう。

この激昂に巨鯨のみならず地下闘技場戦士も呆気に取られる。
いや、お前らは取られるな!
こういう時に呆気に取られる役として最適なのが加藤・末堂・本部の本部流三闘神なんですけどね。
実況の人が復活したわけだし彼らにも揃っていただきたいものだ。

そして、金竜山も冷や汗を流す。
地下闘技場ルールで大相撲をコケに出来ればいいと思っていたところを、まさかの凄惨な試合になりそうで困ったのだろうか。
力士が再起不能のダメージを負えば大相撲の未来に関わる。
やりすぎはいかんよ、やりすぎは。
だが、地下闘技場では食人や斬殺が行われた凄惨な場所でもある。
ただの相撲と異種格闘技の交流試合で済むわけがないのだ。

そして、呆然とする巨鯨に対して渋川先生は飛び上がりその右目を人差し指一本拳で突く。
ルール無用の代表選手、目潰しだ!
これを機に真っ向から合気と相撲を比べる試合から、ルール無用でどっちが生き残るかの死合いに変貌するのだろうか。
ここからが宿禰が地下闘技場戦士たちに感じ取った古代における力士、古代相撲の戦いが始まるのか?
これでまた組み付いて巨鯨にグラビデをかけたら真面目に困る。

渋川先生は巨鯨の右目を潰した。
片目で戦うことに慣れていない巨鯨にとっては大きな痛手となるであろう。
でも、インタビューでは巨鯨の右目は健在だった。
つまり、不発?
あるいは完全に潰れておらず時間が経てば治る?
武蔵に殺されたはずの大塚警部補がインタビューに答えていたこともあったから、インタビューは別の世界線で行っている可能性もあるんですけどね。
なので、巨鯨の目が完全に潰されていてもおかしくない。

ともあれ、1週間の休載を挟んで次回へ続く。
試合の流れが変わったのだから、次回こそはインタビューなしでサクサク進んで欲しいですね。
いや、もしかして、今回と前回のインタビューがなければ1話に収まったのでは……?


よし、ここは闘いの流れを冷静に見極めよう!