アニメバキ大擂台賽編 第1話「開幕! 大擂台賽」

バキアニメの大擂台賽編が始まる!
大擂台賽編はネットの普及と合わせて盛り上がりを感じられたのでかなり思い入れがある。
バキ感想の大御所、だったらイケるぜ様を読み始めたのも大擂台賽編がきっかけですね。
とりあえず、金曜日にアニメバキの感想を書きまーす。


さて、大擂台賽が始まる!
……前にJr.と勇次郎が対面する。
勇次郎が唯一尊敬した男の息子だ。
どれだけ成長したのかを確かめる!



で、いきなりJr.は冷や汗ダラダラだ。
ボクサー特有の驚愕、ジャブより速いも披露している。
Jr.のラストはそれはもう悲惨だったけど、思い返せばこの時点で味噌が付いている感がありますな。
新キャラとして登場直後に冷や汗はあかんでしょ。

とりあえず、勇次郎がアライ・猪狩状態を取った隙、寝っ転がっている間に逃げ出して難を逃れる。
逃げ足はジャブよりも速いッッ。
勇次郎がわざわざアライ・猪狩状態を選んだ辺り、この戦法をけっこう評価しているんですね。
実際、勇次郎は寝っ転がることでアライ父の意表を突いたことがある。
猪狩が自身と同じ思考に至ったのは評価に値するのかも。

そんなJr.は烈を鍛え上げた百林寺へと赴く。
目的は大擂台賽への推薦を得るためだ!
この時の実力を示すように言う劉海王の台詞が原作からちょっと変わっている。
原作(単行本版。完全版などはちょっとわかりません)では「君の父親がそうしたようにね」とかつてアライ父が中国拳法との関わりがあったかのようなニュアンスが感じられた。
が、アニメ版では「君の父親がその生き様の中で切り拓き証明し続けたようにね」とその苛烈な生き様に焦点が当てられている。
原作だと若い頃にアライ流拳法を作り上げる過程で中国拳法と戦ったのでは、その縁でJr.は大擂台賽へと出場したのではと妄想できたんですけどね。



Jr.のテスト相手のハゲ武術家は自ら寝っ転がる。
アライ・猪狩状態だ!
今度は逃げることはできないし、とある力士のように倒れた相手と戦う術はないと誤魔化すこともできないぞ。

で、Jr.は腰を落として近付き、上半身の動きのみでハゲの放つ蹴りをかわす。
そして、マウントを取って殴って打開した。
とある力士と違って倒れた相手への対策していた!

だけど大分フィジカル任せというか、格下相手だから通じた対策の気もする。
果たして勇次郎相手に同じことをして通じたのだろうか。
腰を落とした状態でジャブよりも速い蹴りに対処できるのだろうか。
勇次郎相手にはそもそも何をやっても無理って気するので逃げるのは正解と言えば正解か。
己の限界へと挑戦するスポーツ精神ではなく、生き延びることを優先する武術家精神の表れということで。
いや、最終的にはスポーツマンだったんですけどね、こいつ……

ともあれ、腰を下ろして倒れた相手を殴るというボクシングの教科書には存在しない立ち回りをJr.は見せた。
拳のみを使うことにはこだわるが、ボクシングのルールにはこだわらないのがアライ流拳法なのだ!
相撲と違って想定した環境に応じた進化を遂げていますね。
相撲DISは止めい。




次の場面では二人の兄弟海王が映し出され、並々ならぬ因縁を醸し出す。
醸し出すのだが……ハッキリ言って意味がなかった。
結局、どういった関係なのか、過去を持っているのか、描かれないままに二人共敗北した。
まぁ、範海王は自分を範馬一族だと思い込ませただけの一般海王でしたからね……
いや、もしかしたら本当に範馬一族でごく普通に負けたのかもしれない。
ジャックのせいで範馬一族のブランド力は落ちているしね。

こうして大擂台賽開始! 全海王入場!
ガンダムで例えると全ガンダム入場だ。
ジムとは違うところを見せてやるぜ。
なお、中身がジムのガンダムがけっこういる。
水中型ガンダムみたいなものですね。



まずは百林寺の劉海王だ。
最強クラスの実力を持つ烈の師匠、中国拳法の最高峰の海王の称号、100歳とは思えない屈強な肉体、100歳を迎えてなお半分生きたと豪語する妖怪っぷり……
盛りまくった設定によってグラップラー刃牙時代から期待されていた逸材である。
でも、まぁ、相手が悪すぎましたね。
灘神影流に対する灘神陽流のような海王である。



次はおなじみの海王の中の海王、百林寺の烈海王だ。
ガンダムの皮を被ったジムが多い海王の中でも紛うことなき本物のガンダムである。
実力のみならず人気でもエースだ。
死んだことが惜しまれる。というか、何で殺した?



ここからは新たな海王が顔を見せていく。
まずは節拳道の孫海王である。
むすっとしている烈とは裏腹に静かな笑みを浮かべており、底知れぬ実力を感じさせる。
残念ながら中身はお察しなのだが。
烈とは不本意な握力勝負になった結果、惨敗したがまともに戦っていればどうだったのだろうか。
いや、まともに戦えばまともに負けるだけか……



意外な人気者、金剛拳の楊海王だ。
無様に敗北したけどその凄まじいパフォーマンスによってメチャクチャキャラが立っていた。
なので、密かに愛されているキャラである。
やられ役はやられ役でもいいやられ役でしたね。
この人もまともにオリバと戦っていればどうなっていたかが気になる。
まともに負けるだけだろうけどね……



やや厳ついながらもイケメンの三合拳の陳海王だ。
結果としては寂海王に負けたけどそこまで弱いわけではない気がする。
何せ人間を吹き飛ばす凄まじい打撃力を持っている。
地面に着眼するのはゲバルに匹敵する先見性を持っているし、ジムの中ではかなりマシなジムではなかろうか。



お次はデカいことだけが自慢の竜王拳の除海王だ。
原作だと選手入場の時はぼんやりした表情だったけど、アニメ版だと底知れぬ何かを感じさせる暗い表情になっている。
こいつは強そうだ。弱いけど。
巨漢の呪いが解けるのは17年後に現れた巨漢力士、巨鯨を待つことになる。
いや、呪いは解けたのかなぁ……?



アニメ公式のキャラ紹介が雑なのが受柔拳の毛海王だ。
バキ世界の登場人物としては珍しく太ましいのだが、それ故に期待感がある。
楊海王とは別の意味でのタフネスを見せそうで戦っているところを見てみたかった。
範海王程度なら勝てるんじゃないか?



大擂台賽の生ける伝説がムエタイのサムワン海王だ。
中国拳法の最高峰、海王たちが集まると聞いて期待したらまさかのムエタイですよ。
そこまでムエタイを出したかったのか?
出したかったんだろうなぁ……

サムワン海王のあまりの完成度の高さ故にか、登場から10年以上が経っても未だに新たなムエタイ戦士は登場していない。
強いて言えばストライダムにやられた名無しのムエタイ戦士くらいか。
次に出るムエタイ戦士はサムワンと最低でも同じくらいのやられ方を求められると考えれば、なかなかと出せないのもわかる。



範海王との因縁を漂わせた薬硬拳の李海王だ。
毒手の使い手であるが大擂台賽って毒手はありなのか?
歴史があれば何でもヨシ!というスタンスなのだろうか。
大擂台賽のルールは難しい。



李海王との因縁を漂わせた拳王道の範海王だ。
これはもう間違いなく強いですよ。
拳王道って名前も強ければ、範海王という名前も強い。
中身は……うん……
大擂台賽史上最大のガッカリ、郭春成の後にやられたのがせめてもの救いだろうか。



復活?の百林寺の怒李庵海王だ。
涎を垂らしていてただならぬ仕上がりである。
だが、試合中に覚醒するかもしれない。
真の勝利を掴むために……
なお、覚醒しない。



大擂台賽最大の曲者、空拳道の寂海王だ。
キャラが立っているからか、活躍こそしないもののわりと定期的に出番をもらっている。
面白いキャラだけにまた戦って欲しいんですけどね。
それにしても海王と認可された経緯が気になる。
武術省の人を空拳道で洗脳でもしたか?



最後の海王は海王を越えた海王、郭海皇だ。
その年齢、実に146歳。
年齢だけでもう強い。そして、本当に強い。
一方で神秘性を伴った強さだからか、戦ったことがあるのは大擂台賽だけである。
ピクルや武蔵とのボス対決を見てみたいんですけどね。



ここからはゲスト枠。
まずは零落拳のマホメド・アライJr.である。
漢字では魔法滅土Jr.と書く。違和感なさすぎる。
だが、あのグレーテストの息子と話題性十分なのに大擂台賽では一切触れられない。
観客たちには自分をマホメド・アライの息子だと思っている一般ボクサーと思われていたりして。
大擂台賽が終わってからの零落を見るにわりとそう思われていそうだ。



親馬鹿拳の勇次郎だ。
いや、何でエントリーさせた?
近代兵器に圧勝できるという烈の妄言を真に受けたか?
いや、勝算のない戦いはしないのが武道家だと本部も言っていた。
海王たちには秘策があるのかもしれない。
なお、そんなことを言った本部は勝算のない戦いに挑んで負けた。



そして、最後に性悪拳の範馬刃牙である。
瀕死の頃は李海王に感謝の気持ちを示したりとわりと性格が良かったんだけど、復活してから性格の悪さに磨きがかかるんですよね。
これなら常に死にかけている方が良かったんじゃないか?

そして、試合も始まる。
第1試合は範馬勇次郎VS劉海王。
闘神劉海王の戦いを見られるぞ! 犠牲者は日本人だ!
最強格の劉海王を初手からぶつける辺り、勇次郎を危険視していることが窺える。
初手より中国武術の威信を賭けた激戦である。
でも、除海王かサムワン海王をぶつけて様子を見ても良かったのでは?
中国サイドは行き当たりばったりだ。



試合の前に勇次郎の実力を試し割りで試そうとする。
瓦40枚! 無理だろ、これ!
身長ほどあって叩き付けることができませんよ。
一体どうしろと言うのだ。
これは勇次郎に赤っ恥をかかせようとする策略だろうか。

もっとも、勇次郎にとって瓦などムエタイ戦士同然。
最上部に手を付けたままの状態から、つまりは加速なしであっさりと砕くのだった。
この時に一番下の瓦から砕けているのが地味に技を使っているポイントだ。
ただ壊すだけならつまらんが、面白く美しく壊すことで芸術となるのだ。
逆に言えば技を使ったのだから力だけでは無理だったりして。



試し割りの後に勇次郎と劉海王の戦いが始まる!
……が、結果はいきなり顔面の皮を捕まれて剥がされると無惨なものだった。
第1試合から死闘が繰り広げられるかと思いきや、劉海王はあっさりと噛まれてしまうのだった。
戦いにおいて雑魚ならともかく、強敵とはけっこう遊ぶ勇次郎らしからぬ瞬殺っぷりである。
あれか? やっぱり瓦割りさせられて怒っていたのか?

顔面の皮を剥がされた状態でも試合を続行すると意地を見せる劉海王だが、それでも勇次郎には届かず巨体を崩れさせる。
大きすぎた期待と呆気なさ過ぎる敗北であった。
うーむ、他のジムたちとは格が違うはずだったのだが……
まぁ、ガンダムだってビームライフルが当たれば即死するものだ。劉海王の敗北はそういうものである。
ガンダムWのガンダムならビームライフルを何発食らっても落とされないけどな。

こうして次回へ続く。
選手入場から第1試合終了までやる出し惜しみのなさだ!
Netflixでは全話同時公開なのも出し惜しみがない。
本編も出し惜しまないでくれると嬉しいのですが……