刃牙道感想 第54話「瞬き」

中国四千年は環境利用闘法も身に付けている!
ガイアのお株を奪うかのような砂かけであった。
そして、本部は解説してくれない。
早速置物じゃねーか!


武蔵の顔面に歯や爪が突き刺さる。
動じてはいないけどモロに食らうのはどうかと思うのですが……
さらに2投3投と続けて砂を投げ、今度は目に歯が突き刺さる。
ここまで無抵抗に食らうのはどうかと思うのですが……
歯や爪の嵐を視認しているかのように描かれているから、致命打にならないと見てかわしていないのだろうか。
一撃で勝負が決する世界に生きてきたから、一撃で勝負の決まらない攻撃には興味がないのか。

(瞬きくらいせんかいッッ)

(眼球を直撃されながら…ッッ)(まるで弱みを見せないッッ)


一切動じる様子を見せない武蔵に達人と刃牙は驚く。
たしかに動じていないのは凄いけど、対策として正しいわけではないと思うのですが……
見方を変えれば無策で直撃したのを我慢しているだけだし。
直撃した事実をねじ曲げ周囲を威圧する結果に繋げているのはさすがと言うべきか。
その辺の掴み所のなさも武蔵の武器であると言えよう。

「童か烈海王」
「手裏剣の次は礫入りの砂」
「飛び道具が続いているが」
「近付くのは好かぬか」「烈海王」
「投げるものが尽きたなら唾でも飛ばすか烈海王」


ここで武蔵得意の対戦相手への煽りが始まった。
堪忍袋の緒が短い烈は武蔵の煽りに耐えられるのか。
大変不安です。

克巳は烈の戦法を肯定する。
殴り合うのが仕事の格闘家が武器を持った途端に飛び道具で削るというのも何か悲しいが、今回は相手が相手だ。
斬り合うのは無理というものだろう。
武蔵は相手を煽りながらも自分に有利な状況を作ろうとしているのが狡猾だ。

そんな烈は今度は上着を投げる。
これを武蔵は策がないと評する。
たしかに与えるダメージはどんどん下がっている。
武蔵は得意の抜刀で上着を両断する。
羽毛を切るほどだから上着を切るくらいは楽勝ということか。

だが、上着を切った隙に烈の新たな武器、九節鞭が武蔵の額を撃ち抜く。
砂かけもかわした隙を突くための布石だったのかもしれない。
安全な位置で確実に戦えるように烈は慎重に戦いを組み立てている。
殺るや殺られるか、オールオアナッシングな武蔵には縁遠い戦い方だろう。

相手を煽ることで精神的に優位に立つのが武蔵の得意パターンだった。
だが、今回は意外にも烈が飛び道具で焦らし、武蔵の隙を生み出す展開になっている。
こんな時に何か言って欲しい人がいるのだが黙ってばかりだ。
うーむ、武蔵が烈を煽るに至って理由など解説できる要素はたくさんあると思うのだが……
次回へ続く。


意外にも烈が武蔵を翻弄している。
今のところ、使える武器の数で圧倒している。
しかし、本部曰く武蔵も様々な武器を使えるらしい。
武器術の多さを競うようになれば不利か、それとも本部の発言は嘘っぱちなのか。
まぁ、本部は解説術をさっさと炸裂させてください。

今回出てきた九節鞭は金属製の武器だ。
なのでまともに食らうと相当に痛い。
下手すれば額を貫通してもおかしくないような……
武器の解説は守護者にお願いしたいところだ。
まさか知らんとか言わないだろうな?

最短最速で決着を着けると言った武蔵だが、むしろ長期戦へ持ち込まれている。
このままだと細かくダメージを重ねている烈有利か?
あんなことを言っておきながら見に専念している武蔵も気になるところだ。

しかし、武蔵以上に気になるのは本部だ。
ちっとも解説してくれない。
的外れでもいいから何か言ってください。
なお、ここで烈が不利と言ったら説得力抜群だ。
理由としては本部相手に手こずったからである。
本部と戦った傷は深いかもしれないな……主にキャラクターとして。



刃牙道(5): 少年チャンピオン・コミックス