喧嘩稼業第44話感想



最近の暗殺教室が面白くて毎週楽しみ。
さて、今回の喧嘩稼業は番外的な最強の格闘技は何かエピソード。
番外とはいえ本編に繋がる情報が多めだ。
なお、サーモン森のエピソードは存在しない模様。
無駄に太い腕とか好きなんですけどね、サーモン森……
何よりそのすっげえ弱そうな名前が。


時系列的には陰陽トーナメント開催よりも前だろうか、田島と櫻井が向かい合っている。
傍らにいたアリは人間にはオーラというものがあり、田島のオーラは誰とウォーレンでも芝原でも誰と相対しても乱れない。
曰く王者のオーラ。
ようわからんものを感じる人だな。
謎多き田島の付き人にはピッタリかもしれぬが。

だが、櫻井を前にした時だけ田島のオーラが乱れるらしい。
櫻井は経歴だけ見れば作中最大級の強者である。
少なくとも三代川よりは強い。
田島も直々に呼び出すほどだし、芝原レベルには特別視している。

櫻井はかつて円形闘技場でライオンを倒した。
その円形闘技場には田島もいた。
アリ曰く櫻井がいなくなってから田島がそこに来て最強となったようだ。
これで十兵衛が見た謎の動画の正体が繋がったことになる。
田島もかつては円形闘技場に身を置いていたのだった。

田島は円形闘技場に櫻井を殺すために訪れたとアリに告白する。
相変わらず物騒なことを言う男だ。
陸・無一・芝原と実力者全員を殺す気だったようだし、実は睦夫と同じくらい狂っている人かもしれない。
睦夫が田島もガラス玉が割れた人間だと言っていたけどけっこう事実かも。

さて、田島は櫻井に名護夕間(なごゆうま)という男が死んだことを知っているのかを問いかける。
名護夕間はどうやら沖縄の人間らしい。
前向性健忘の櫻井は空手に打ち込んでいた中学時代以降の20年間の記憶を失っているが、逆に言えば中学時代までの記憶はあることになる。
名護夕間はその頃の櫻井の関係者となり、櫻井も沖縄出身となる。

名護夕間の生死を聞いた意図を田島は答えない。
そんな田島に櫻井は御殿手(うどぅんてぃ)のことを問いかけた。
名護夕間と御殿手の謎を残しこのエピソードは終わる。
櫻井の正体には沖縄が絡んでいそうなことはわかった。

さて、御殿手はバキで有名である。
あと本部が解説したことでも有名。
そんな御殿手だけど本部(もとぶ)流の技術らしいですぜ?(本部流サイト
本部が御殿手って一体何のギャグだ……

このサイト曰く、御殿手は突き蹴りを中心に関節技に投げを加えた統合格闘術なそうな。
櫻井のシラットの原型も御殿手だったりして。
文学との戦いは日本の古武術同士の戦いになるのだろうか。
まぁ、その前に梶原さんが死ぬのが先である。
一応、次号掲載らしいけど本当かな……



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