メモオフシリーズ安売り

小生の青春、メモオフシリーズが安売りされていた!
というわけで軽く紹介でも。


メモオフシリーズがどんなゲームかと言うと一言で言えばギャルゲーである。
今は亡きKID――Ever17やマイメリーメイなどの名作を作った会社――が開発した。
その歴史は1999年から始まっている。
当時はいわゆるビジュアルノベルが流行っていた時代。
そんな時代でメモオフシリーズは生まれた。

その特徴は何と言っても登場人物の心情。
何せ主人公もヒロインも何かしらの悲しい過去を背負っている。
主人公とヒロインでその過去を乗り越えるというのがシリーズ通しての主題となっている。
なお、その過程で修羅場多数。
胸がわりとギスギスするシーンも多い。

そのメモオフシリーズにEver17経由で入って大分楽しんだものである。
懐かしや、あな懐かしや……
そんなメモオフシリーズが安売りされているとなれば買いまくるしかあるまい。
ひとつ108円から! 買うしかねえ!
というわけでシリーズ各作品を軽く紹介。

メモリーズオフ

シリーズ第一弾。
とにかく、主人公の自己主張がやたらと激しく、プレイヤーの分身という立ち位置に甘んじる気ゼロ。
それも道理で恋人と死別しているという濃い過去を持っている。
メインヒロインのキャラは主人公と亡くなった恋人の幼馴染みという何か胃の痛くなるポジションである。
振り返ると初代から大分攻めているな、メモオフ……

なお、ギャルゲーということでいろいろな属性のキャラがいる。
メモオフシリーズは基本的にメインヒロイン・お姉さんキャラ・同級生の明るい友達キャラ・ツンデレキャラ・年下キャラと属性が分けられている。
この際に壮絶な仕打ちがされるのが年下キャラで、ネタバレするとメモオフ1の年下キャラは死ぬ。
年下キャラのエピソードがやたらと重いのがこのシリーズの特徴。


メモリーズオフ2nd

KIDの社運を賭けて?作られた続編。
ラッピングバスを作ったりして宣伝していた。
どんだけ(無駄な)宣伝をしやがるんだ、KID。
なので、知っている人もいるかも?
ついでに本作のキャッチコピーは「かけがのない想いとひきかえに…」というものである。
かけがえじゃないのか……そして、それをデカい面で広告したKIDよ……

そんな不退転の決意での広告もあって、正直かなりの出来である。
何せ設定が熱い。
主人公はゲーム開始時に恋人持ち。
でも、これはギャルゲー。いろいろなキャラを攻略しなければならぬ。
なので、どうするかとなると二股したり、恋人を振ったりと、修羅場連発。
恋人がいるのに攻略対象と寝て(隠喩されていたので実際はどうなのかは不明)、そのことを女の人の匂いがすると看破されたシーンとか、小生、興奮を隠しきれませんでした。
オススメ。

あと年下のシナリオは相変わらず重い。
何で年下に試練を課すのか。
試練の重さが際立つとかそういう理由だろうか。


想い出にかわる君~Memories Off~

メモオフ2は正直大成功の部類に入る。
その期待を背負って発売されたのがこの想君である。
先代の成功を継ぐべく、無名のキャラデザが全キャラをデザイン。
さらにその無名のキャラデザがライターとして全キャラのシナリオも執筆。
……えっ、何ですか、そのよくわからん態勢は。
メモオフ2で広告しすぎてお金なくなったんですか?

結果、まぁ、何というか、……爆死した。
KIDはEver17の後のRemember11で爆死したりと何かそういうところがある。
そういうところがあるから倒産した。


Memories Off ~それから~

先代の無念を晴らす!
そんな気合いが込められていたのかはわからないが、メモオフ2に出てきた高校を舞台にしたり、メモオフ2のキャラを2名出したりとメモオフ2を大分意識している。
まぁ、ラッピングバスとかはやりませんでしたがね。
ギャルゲーの宣伝としてラッピングバスはどうかと思う。
あ、シスプリラッピングバスとかあった。当時は大らかでしたね。

で、出来はどうだったかと言うと……
正直、シリーズで一番好き。小生はメモそれが大好きです。
世間的にも人気があったのか、後日談のアペンドディスクが発売されている。
特に好きなのはツンデレキャラの藤原雅です。
いやぁ、あいつはいいキャラであった……

なお、年下キャラはついに搭載された義妹。
そして、鬱病になったりすると相変わらず重い。
何故、そこまで年下キャラに試練を……


Memories Off♯5 とぎれたフィルム

メインヒロインの子が主人公を年上のお姉さんに取られた時に発した「本当に使えない」という台詞が小生は大好きです。


他にも6と7も安売りされているけど、こちらはKID製ではないことと108円ではないので省略で。
今やると古臭さを感じる部分もあるけれど十分面白いと思いマッスル。
興味のある方は是非やってみよう!
そして、修羅場に胸をギスギスさせよう!
(いや、感動するシナリオも多いですよ……?)