感動純愛小説『イカダ』

 感 動 純 愛 小 説 イ カ ダ


プロロロン!
あたし、マキ!
高校生になったばかりの18歳!
あたし、自転車が大好き。
自転車を買ってもらったの!
プロロロン!
ベルを慣らして爆走中!
どけぇ!

バーン!

その時、あたしはお祖母ちゃんを轢いた。

バッドラック!

あたしは警察に捕まってしまったの……
ここままだと青春がこわれゆ!
脱走しようぜ!
その時あたしを勇気付けてくれたのは幼馴染みのガンダーラ。
寺の息子なんだ。
でも、どうやって?

 俺 に 任 せ ろ !

ガンダーラはバイクに乗って牢屋を壊したの。
たよれる!
あたしは自転車に乗って逃げ出した。
でも……バイクには敵わない。
さよなら、ガンダーラ。
あなたのこと、忘れない!

バーン!

その時、あたしはお祖母ちゃんを轢いた。

バッドラック!

あたしは今度こそ終わり……
刑務所でコロされゆ……
あきらめんよ!
その時、あたしを勇気付けたのはあたしの幼馴染みのマイク。
マイクロソフトの人。
どうやって?
グッドラック!
マイクは日本銀行をハッキングして日本経済を終わらせやがって。
やりおる(笑)

円安だぁ!
日本はもう終わりかも……
アメリカへ来るかい?
もっぴー!
あたしは未来なき日本を捨ててアメリカへ旅立った。

待てい!

その時あたしを止めたのは高橋清孝。
警察で一番偉い人。
あたしの幼馴染み。
罪を償うんだ!
何で!
お婆さんをひき殺した!
あたしは何も悪くない!
テメエ何様のつもりだぁ?
マイクは高橋清孝に殴りかかったの。
ふん。
おう。
マイクの腕が折られた。
この野郎!
マイクはついにナイフの人に。
なんてことだ。
こいつ本気だ。

止めておけ。

高橋清孝は拳銃を突き付けた。
俺は本気だ!
マイクはビビってるぅ。
どうしたのぉ。
ナイフの人なんでしょぉ。

あたしの言葉でついにマイクは高橋清孝を刺した。
さよならマイク……
あなたのこと、忘れないから……

もうすぐ死にますね。
救急車の中で高橋清孝は血を吐いた。
へっ、何てことだ。
ざまあねえな!
涙(笑)

その時、高橋清孝はあたしに指輪を渡したの。

何ですか、これ。

俺はお前を愛している!

ええ?

ちーん!

あたしは最後に高橋清孝からの愛を受け取った。
あなたのこと、忘れないよ。
あなたと過ごした日々も忘れない。
でも、もう日本はダメだな(笑)

だから、あたしはイカダを作ったの。
よっしゃ海外よ!
あたしは全てを忘れて旅立った。
新しい世界への旅立ち。
イカダはそのためなの!