刃牙道感想 第121話「傷跡」

ピクルが最終形態になった!
……すまん、ピクル。
最終形態っていまいちなイメージしかないのだ。
そうなったのも刃牙が悪いのだ……
いいこと思いついた。武蔵と2人で刃牙を倒さないか?


この大一番に不思議と欠席しているペイン博士が語る。
ティラノサウルスに噛まれながらも生還した英雄のことを!
って、アンタは最終形態を見ていなかったんじゃ……
みっちゃんに後から口伝なり録画なりで教えてもらったのか?
それとも入念な検査で既に調べていたのだろうか。
異常な頸椎についても把握済みだったし、古傷のことを知っていてもおかしくはないか。

ピクルはティラノサウルスに噛まれながらも生き延びた。
ティラノサウルスはピクルの命を脅かすほどの強敵なのだ。
白亜紀最強は伊達ではない。
最終形態はピクルの強さを明確にしたものなのだ。

そんな相手に勝ったのだから、もうちょっと、こう、刀に対して耐性がありましても……
ここまで斬られてまだ生きているのが異常とはいえ、何とかへし折って素手と素手の戦いにもつれ込んで欲しいところだ。

というわけで、ピクルは絶対的な危機を乗り越えた最終形態を取る。
武蔵をして人とは思えない所行であった。
この最終形態、強そうではあるけれど、関節を組み替える理由や具体的な強化点は説明されていない。
板垣先生得意の迫力で押し切った形態ですな。

「体型が…ッッ」(加藤)
変化かわった…ッッ」(末堂)
「何が起こった……!!?」(紅葉)
薬物クスリ!!?」(昂昇)
「最終形態……ッッ」クソジジイみっちゃん)
「間に合ったッッ」(刃牙)

最終形態を前に現代の戦士たちも驚く。
そういえば、最終形態を見ていたのは刃牙・花山・烈・みっちゃんだけだった。
関節の形が変わるのだからそりゃ驚きますわな。
ここで見事に息を合わせた加藤と末堂はさすがと言わざるをえない。
まったくブランクを感じさせない見事なコンビプレーである。
あとは本部がいれば完璧だったな。
昂昇の反応は現実に理解が追いついていない感じだ。
ジャックを見てきただけに異常な事態はとりあえず薬を疑ってしまうのか?

そして、刃牙の間に合えは最終形態になるのを間に合えという意味だった。
最終形態は関節を組み替えるために若干の時間がかかる。
そこを斬りかかられれば危なかったということだろうか。
あるいは最終形態になれば今までのダメージを無効化できるとか?
いやいや、そこまで万能ではなかろう、最終形態は……

「飛騨の大猿以来か……」

ここで武蔵は夜叉猿と戦っていたことが判明する!
戦っていたとはいえ、一閃で首を飛ばしている。
まぁ、夜叉猿と言えど幼少期の刃牙に倒せ、それよりも強い夜叉猿Jr.は初期の克巳に負けている。
つまり、夜叉猿はあまり強くない。
武蔵ほどの強者ならば一閃あれば十分ということだろう。
でも、加藤よりは強いよ。

そういえば、安藤さんが夜叉猿にやられた時に末路が不明の古の武芸者は夜叉猿に腕試しのために挑み食われたという逸話が語られている。
武蔵も腕試しとして夜叉猿に挑み、そして勝ったのだろう。
地味に昔の設定を拾ってきましたな。
そのついでにそろそろ地下闘技場初代チャンピオンに纏わる設定を紐解いて欲しいのですが……

余裕を見せる武蔵にピクルが殴りかかる。
キレたピクルの打撃はジャックを破壊するほどの破壊力だ。
でも、何故か刃牙は破壊できない。
あの野郎、いい加減にしやがれ。

そんな怒りを込めたであろうピクルだったが、武蔵はすり抜けて手首足首に斬撃を放つ。
最終形態を凌駕する機動力……いや、技術であろうか。
伝説の侍らしく刀の扱いは超一流の武蔵であった。
そして、やっぱり最終形態はいまいちではなかろうか。
力みすぎているのがいけないのか?
でも、脱力すれば斬られちゃうし最終形態が正解なのか?

ピクルの最終形態打撃はあっさりと破られた。
だが、手首足首は切断されていない。
最終形態になったことで防御力は確実に上がったようだ。
でも、カウンターすれば無力化できたような……
そこのところはあやふやですね。
カウンターというよりも妖術だから、刃牙はダメージを与えられたのかも。

「流れる出血すらも」「止めてのける………」
「さすがは妖怪もののけ


切断されていないだけでなく、最終形態は出血を止めてしまったようだ。
実質的にここまでに斬られたダメージはなかったことになった……のか?
全身を刀で斬られまくっているから、最終形態を止めた瞬間に出血多量で倒れそうなのですが……
当面の危機は去ったが最終形態を以てしても武蔵に決定打を与えられていないのが不味いぞ。
刃牙だぞ(謎の指示語)

武蔵は納刀する。
素手か?
ついに素手か?
いくらピクルが強くても刀で斬られるだけだと痛々しいばかりなので、真っ当な素手の戦いをそろそろやって欲しいのですが……
無刀があるではないか。
ピクルだって刀を知っただろうしエア斬りの威力も上がってるかもよ?

「斬り放題だ」

が、この人、まだまだ斬る気だ!
そろそろ勘弁してやってください。
人類の宝が死んでまう。
斬るなら本部にしてください。

そして、最終形態を前に余裕を見せる武蔵にピクルは冷や汗を流す。
刃牙の時もそうだったけど最終形態は寿命が短い。
すぐに冷や汗を流しやがる。
メンタル面の弱さがピクルの弱点とはいえ……

ピクルは最終形態になっても武蔵を押し切れていない。
それどころか冷や汗を流している。
ピンチ継続中だ。
このままやられるか本部に守護られるにしても一矢報いて欲しいのですが……
次回へ続く。


最終形態、やっぱりダメ!
パワーは圧倒的なのだが刃牙の時と同じくパワー勝負をさせてもらえない。
武蔵は徹底して弱点を突き、また帯刀という利点を活かしている。
ピクルの土俵で勝負していない。
そうなるとどうも持ち味を活かせないピクルであった。

素手ならピクルのタフネスは絶対的だが刀相手には不安が残る。
最初の時点で刀を折るのが最善手であったか……
本部よ、頼むから対戦車ライフルで……

ピクルは武蔵を相手にどうするのだろうか。
素手同士ならやり合えたかもしれないが、帯刀されている以上は徹底して相性が悪い。
ピクルは相手にビビると逃げ出すことがある。
ジャックの時は普通に逃げた。
……逃げてみるか?
刀を相手に逃げるのは恥ではあるまいて。

やはり、本部だ。
もう本部しかいない。
守護ってやれ。今守護ればアンタはヒーロー以上のヒーローだ。
そんな本部は置いておいて、不在で気になるのが克巳だ。
克巳はピクルと激闘を繰り広げた。
まさに強敵と書いて強敵と読む関係だ。

なので、大ピンチのピクルを励ますかも。
ケイッ! ウリャ!
加藤と末堂と一緒にマッハ突きでピクルを応援だ。
最大トーナメントの名シーンが今ここに蘇る!
……でも、あまりピクルを応援しすぎて逃げ場を断って殺されても困る。
その辺、刃牙が逃げ道を断ってきている感じがする。
お前は刀に対してもうちょっと危機感を持て。

今、現代の戦士に求められているのは守護ること以上に逃がすことかも。
ティラノサウルス肉で誘導とかできないのだろうか。
ここで本部がティラノサウルス肉を完璧に調理して待ち構えていたら惚れ直しちゃうぜ……