メイジの転生録会話集に戻る
イベント12
ゲツヤ
「・・・

ヒドリ
「・・・
 月夜・・・
ヒドリ
「今更ノコノコと、
 何しに着よった・・・?
ヒドリ
「オレはもう、貴様の相棒でも何でも無い。
 むしろカタキ中のカタキやないか。
 ・・・殺すぞ・・・?

ゲツヤ
「・・・
ゲツヤ
「おかしいと、思いませんか

ヒドリ
「・・・?

ゲツヤ
「この頃の、宿命ヶ原ですよ
ゲツヤ
「この街の夜は確かに、
 メイジと徘徊者がうろつく
 無法地帯でしたが・・・
ゲツヤ
「いくら何でも数が増えすぎだ。
 道を歩けばメイジに当たる・・・
 こんな事態は異常だ。

ヒドリ
「ケッ!
 だからオレ達は、この街のメイジ達を
 纏めようとしてたんやないか!!
ヒドリ
「それを投げ出したキサマが、
 今更何を言うとんねん、
 っつー話やろうが!!!

ゲツヤ
「火鳥・・・
 力による統治では、
 この街の闇は包みきれない・・・

ヒドリ
「ハァ、そうかいな!
 だったら何や!?
ヒドリ
「キサマみたいに、
 ヤク漬けのバカ共を囲っとるんが、
 正しいやり方っちゅうんかいな!!?

ゲツヤ
「・・・彼らは、パウダーを愛しすぎている・・・
 誰かが管理しなければならない・・・

ヒドリ
「狂いメイジが・・・!もうええ、これ以上喋ンなや!
 10秒以内にとっとと失せろ!!!
 殺すで、ホンマになあ!!!!

ゲツヤ
「・・・

ヒドリ
「チッ・・・
 クソがっ・・・!!!

リヒト
「・・・
 突っ込んだハナシ、聞いちまった・・・
リヒト
「あいつらも、色々あんだな。
 俺には関係ねーけどよ。
リヒト
「見つからねーうちに、帰るか・・・