バキ道感想 第22話「スポーツ紙の反響」

大関敗れる! 当たり前だ!
オリバから噛ませのレベルがダウンしているので当然の帰結である。
ところでオリバ、どうなったんでしょうね。
宿禰も少しくらい思い出してやれよ。


さて、大関の敗北はスポーツ紙に載っていた。
それもちゃんと写真付きで。
バキ世界の新聞記者は門外不出の地下闘技場でピクルがシベリアトラを捕食した事例を捉えるほどには優秀だ。
あれだけの往来の中で戦えばそりゃ捕捉されますわな。

それでも妙にタイミングがいいがあの場に金竜山がいるとなればわかる。
おそらくこの記者は金竜山が手配したものなのだろう。
宿禰が金剛力で攻め、金竜山が策略で崩す!
相撲協会への包囲網は完成していると言えよう。

でも、何でそこまで相撲協会を倒そうとしているんだ?
世俗とは無関係に最強の証明を追い求めるのがバキ世界の人間たちだ。
なので、急に威厳を取り戻すと言われても何とも慣れない。
とりあえず、わかることはバキ世界の相撲の評価の高さですな。
腐敗した扱いを受けながらもある意味婉曲的に立ち回っていることから、けっこうな勢力なのだろう。

このニュースを受けて相撲協会理事長の嵐川将平は大量の冷や汗を流す。
明らかな不祥事ですからな。
それに対するガチ大関の反論や如何に!

「大勢の手前 引くに引けなくって……」

大関、君、本気でダメ!!
力士としての意地と誇りを賭けて得のないはずの喧嘩を受けたと思ったら、ノリで受けてしまったようだ。
こういう時に言うべき台詞はわかったわかった君の方が強いよだぞ! 横綱に習わなかったのか!
全然ガチ大関じゃありませんでしたね。

当然、大関は嵐川に一喝される。
宿禰が売った喧嘩は勝ってもダメ、負けてもダメ、受けた時点でダメなのだ。
何ともいやらしい喧嘩である。

大関に勝つだけなら人気のない路地裏で仕掛ければいい。
面子を潰すために大勢の前で喧嘩を仕掛けたのだろう。
宿禰は天然っぽいしこんな計算した喧嘩を売らなそうだし、金竜山の指示によるものなのだろう。
何かすっかり策略卑怯キャラのイメージになりましたな、金竜山。
地力で勝るはずの猪狩に翻弄された経験から策略を身に付けるようになったのかも。
勇次郎に全力のぶちかましが正面から破られたことで、自分の限界を悟ったのもありそうだ。

嵐川は宿禰の存在を知らなかった。
宿禰は力士とはいえ大相撲の外の人間のようだ。
現代相撲とは流れの異なる古代相撲の力士だろうか。
何かこんな感じに古代格闘技の使い手が何人かいそうな気がする。
武蔵が古代武術の有用性を証明しちゃったし。
武蔵の強さは武術の強さというよりもフィジカルの強さの気もするけど……

そうなると当然宿禰の存在に疑問が行く。
ここでみっちゃんが思い出すのは○○県の某深山である。
山奥にある寺院には宿禰が超握力で作り上げたダイヤモンドがあった。
偉業には偉業だがみっちゃんに連絡が行くのですな。
徳川一族は日本を代表する暴力……じゃなくて格闘技の元締めだし、宿禰一族とは繋がりがあるのかも。

この寺院でみっちゃんは宿禰と出逢う。
宿禰は数珠を首に巻いていることから、力士と言うよりも修行僧のようだ。
閉鎖された環境にいたことがここまで台頭しなかった理由だろうか。
でも、よく金竜山のことは知っていましたな。
秘境にはいるけどTVを見る、雑誌を読む、ネットサーフィンをして相撲協会の悪口を掲示板に書き込むと言った現代的な生活は普通に営めているのかも。

秘境の寺院と言えば勇次郎の母親が世を捨てた先に辿り着いた場所だ。
勇次郎母の関係者かも。あるいは体型的に勇一郎の関係者かも。
でも、思わせぶりな背景を匂わせてそのまま放置という流れもけっこうあるのがバキシリーズだ。
範海王とか。

宿禰は行に入ると言う。
宿禰の修行姿からその出自に触れていくのだろうか。
それにしても死刑囚の足音が聞こえる中でのんびり展開ですな。
もしかして、死刑囚たちのエピソードと本編は繋がらないのか……?
次回へ続く。