REVENGE TOKYO No.1/ドリアン

あの死刑囚たちが復活する! かも!
そんな序曲となるのがREVENGE TOKYOだ。
先鋒はドリアンが務める!
それにしてもせっかく新装版を買って読んだのに、本誌に掲載されると何か損した気分になりますな。


ドリアンは死刑囚の中では五体満足なものの心が壊れている。
そのドリアンが行き着く先はどこか。
多くの武術家が鍛錬する寺にいたのだった。
おそらくはかつて鍛錬を行った百林寺だろうか。
精神崩壊によって過去の罪が帳消し、一応自由の身になったようだ。

そこでドリアンはキャンディの絵を描いていた。
相変わらずキャンディが好きなようだ。
どうやら何枚になるのかわからないくらいキャンディの絵を描いていた。

精神年齢が大分下がったドリアンだが、その絵は精密そのものだ。
けっこうな高値で売れているらしい。
百林寺(仮)で意外な才能を発見したドリアンだった。
精神が崩壊したことで見つけた新たな才能であった。

だが、絵を描いていた以上に問題があった。
ドリアンは站椿の姿勢のままで絵を描いていた!
この姿勢のままで絵を描くとなれば下半身への負担は相当なものだ。
精神が壊れたが強靱な肉体は健在なのがドリアンだ。
擂台賽でも楊海王に敗北したもののその攻撃は一切通じていなかったのだ。

站椿は烈海王と劉海王お墨付きである。
百林寺における基礎鍛錬なのだろう。
それを道を踏み外したドリアンが再び行うのも何とも因果だ。
烈が驚愕の足技を手にしたのも站椿の賜物かも。

ドリアンが描いているキャンディの絵の側には山盛りのキャンディが乗った器が置かれている。
そのキャンディを全て舐め終えるまでドリアンの站椿は終わらないのであった。
相当な時間がかかるのは間違いない。
絵が完成して站椿を終えた頃には夜になっているので、朝から夜までずっと站椿を続けていそうだ。

だが、ポイントは過酷な站椿を長く続けているだけでなく、糖分を取り続けていることか。
これによってドリアンの下半身を太く鍛え上げられ、その体重は20kgも増加していた!
ドリアンは老人と言っても過言ではない年齢なのにその肉体は未だに成長している。
まさに化け物だ。
精神が退行したから肉体も若返っているのかも。

このドリアンの站椿お絵かきは曰くリハビリのようだ。
リハビリだとしても過酷すぎる。
というか、リハビリなのか? 社会復帰させたいのか?

「リハビリなんてシロモノじゃない」
「巨大な何かへの備え」「周到な準備なんじゃないでしょうか」


謎の語り手はドリアンはリハビリをしているのではなく準備をしているのだと言う。
ドリアンの精神は崩壊した。二度と再起できないと思われていた。
だが、以前よりも強靱になった肉体と共にその狂気が蘇る時が来るのだろうか。
ドリアンが蘇るのはいつの日か、そして、その時に戦うのは誰なのか。
とりあえず、宿禰にピクルに武蔵と戦う相手は盛りだくさんだ!
武蔵との戦国の武術VS死刑囚の何でもありは見たい気持ちがあったり。

さて、問題は誰がドリアンを保護、リハビリという名の鍛錬を行わせているのだろうか。
百林寺っぽい場所にいるとなればやっぱり劉海王だろうか。
結果的にはわりと悲惨なことになったドリアンだけど、劉海王からの評価は極めて高い。
素手のみでトンネルを掘る偉業は若き烈を未熟と言わしめるほどであった。

百林寺の株は長である劉海王は勇次郎に惨敗、天才烈海王は落命でかなり落ち込んでいる。
そこで道を踏み外したがその才能は尋常ではないドリアンをリジェネレイトすれば……
というわけで、劉海王はドリアンを鍛え上げることで百林寺の復権を狙っているのかも。
百林寺の基礎である站椿を教え込むのは百林寺の教えの正しさを証明させるためなのだ!

この死刑囚復活編は間隔を置いてまた掲載されるようだ。
すぐに本編に出てくるわけではなさそうですね。
宿禰編はもうちょっと続くんじゃよ。
しかし、死刑囚の地鳴りがする中で宿禰はのんびりと鍛錬でペース配分は大丈夫なのだろうか。
いや、死刑囚の地鳴りを四股で押さえ込んでいるのかも。
邪気を祓うらしいし……