REVENGE TOKYO No.5/柳龍光

トリを務めるのは20年前と同じく柳だ!
そう、死刑囚が初登場したのは1999年、実に20年前なのだ。
でも、そこまで古いキャラって気がしないんデスよね。
オンリーワンの色褪せない魅力があるということかも。


場面は刑務所、かつての柳が捕えられていたようなアクリルで形成された独房の中に看守たちの死体が転がっていた。
看守は顔面の下半分の皮が剥がれ落ちていたり、逆に上半分の皮が剥がれ落ちていたりと凄惨の一言に尽きる。
人体の完全な破壊がされるという異常事態が起きていた。

ここで異常が起こる前に遡る。
アクリルの独房に捕えられていたのは柳龍光だった。
勇次郎の一撃を受けて一番生死が不明瞭だった柳だったが無事に生きていたのだった。

しかし、その姿は在りし日とはまるで異なる。
髪は色褪せていることから白髪が混ざっていそうだ。
本部に切り落とされた右腕は鉤爪の付いた義手になっている。
囚人に凶器になりかねない義手を渡すのはけっこう不味いと思うのですが……

何より気になる勇次郎に破壊された顎は左顎が透明なアクリル製の皮膚になっている。
透明なので歯や筋繊維が丸見えだ。
けっこう悪趣味ですな。
そんなこともあって一番姿が変わった死刑囚である。
なお、シコルスキーは何も変わっていなかった。

ジャックは口周りの肉をピクルに食われたけど、その後に移植したのか、復活している。
柳も同じ処置をしてあげればいいのに……
皮膚だけじゃなく骨も砕かれたから、そこを補強するためにアクリルの皮膚にしたのだろうか。

柳は生気なく無気力に中空を見つめていた。
これは再投獄されてからずっとのようだ。
本部に負けたのがあまりにもショックで精神が崩壊でもしたのだろうか。
まぁ、うん……精神壊れるよね……

だからか、看守たちもあまり警戒していないようだった。
何せかつて柳に抜け出されたアクリルの独房に再度閉じ込めているくらいだ。
また空掌で破壊されたらどうするんだ?

ともあれ、危険度が低いと判断されたのか、普通病棟への移動となった。
そのために看守たちが独房の中に入る。
警戒が薄れていたとはいえ、それでも最低限の警戒はしているようでライフルを構えながら取り囲む。
そんな中で看守の一人が柳に話しかける。
その時、柳の瞳に生気が戻った。

瞬間、座っていたベッドのシーツを振り回す。
血飛沫と悲鳴が場を支配し、シーツが舞い降りた時にライフルで武装した看守5人は破壊され柳は姿を消していた。
柳が再び脱走した!
収監されてから生気を失っていたようだが、その中でさらなる狂気を育んでいたようだ。

柳の狙いはやっぱり本部か?
今の本部は武蔵を倒した強者だ。
相手に相応しい。……かもね。
あるいはマスター国松の粛正に行くかも。
スカーフェイスの不甲斐ないマスター国松に怒りを覚えたのだ!
でも、ゆうえんちのマスター国松なら柳も認めそう。
いや、そのマスター国松なら柳に復讐に行きそうだ。

そんなわけで最後の最後で柳がやらかした。
柳が脱走したとなれば他の死刑囚も何らかの形で抜け出しそうだ。
20年振りのシンクロニシティに期待だ。
次週は休載しながら次回に続く。
実質、2週続けて休みでちょっと寂しいデスな。

代わりに休載開けに発表ありだ。
やっぱり死刑囚関係だろうか。
相撲はどうした?
いや、死刑囚たちが力士たちをなぎ払って地下闘技場戦士との戦いをやったらそれはそれで……
力士たちを噛ませ犬にするにはタイミングピッタリだしな!