喧嘩稼業第36話感想

こんにちは、新年初喧嘩稼業。
休みを挟んだとはいえ掲載されて嬉しいんだけど、作者の木多康昭はアシスタントを捨てて一人で書く体勢になったとか。
大丈夫か? アシなしで書けるのなんて岸部露伴くらいだぞ?
トーナメントが始まって盛り上がっているから、休みは多くても定期的に書いて欲しい。
ハンターハンターみたいになるのは……嫌だ……

工藤を見て橋口は上杉の決勝戦の相手になると予想する。
まぁ、アンタは工藤にボコボコにされましたからな。
同じく筋力枠の金隆山を差し置いて決勝に上がってくると見る辺り、工藤の筋力とタフネスは常軌を逸していることが伺える。

でも、戦果が橋口に初期十兵衛とサーモン森を倒したくらいだから、抜けて凄い印象があまりない工藤であった。
商売から稼業にかけて強者として扱われているのに。
スペックだけなら人外かつ禁じ手ありで横綱になった金隆山が凄そうに見えてしまう。
そうなると梶原さんはいい生け贄になるな!

さて、稼業において非常に重要なルールの説明がされる。
商売の十兵衛VS金田はルールの穴をどうやって突くかの勝負だった。
そんな陰陽トーナメントのルールは「胴着着用の場合、胴着を武器として使うのはなし」「リング内にレフェリーを置かない」「決着はセコンドのタオルかリング外レフェリーが同時に勝負ありと判定した時」と大分緩い。
マカオで開催しただけのことはあり、目潰しも金的もありのようだ。
一見ルールを逆手に取ることは無理っぽいのだがどうなることか。

梶原さんは九字、臨兵闘者皆陣列在前を切ってテンションの調整を行っていく。
摩利支天の真言といい何でこうもネタキャラっぽいことばかり……
無極でナチュラルに調整できる富田流は大分便利ですな。
梶原さんも梶原流の無極でも身に付けたらどうだ?
そんな梶原さんの工藤攻略法はひとつ! 殺すこと!
殺せば自慢のタフネスも無力化できる!
もうね、アホかと。

工藤はセコンドに梶原の扱いを聞く。
盃を分けたので扱いが難しそうのようで邪魔なのでブッ殺しOKのようだ。
まぁ、梶原さんは元々喧嘩を売ってきた身だからな……
板垣組としては邪魔者以外の何でもなかろうて。

工藤と梶原は互いに殺してやると言う。
命の奪い合いがデフォルトの梶原流だがそれは工藤も一緒だ。
お互いが陰側だし倫理観のセーフティはないだろう。
陽側としても陰陽トーナメントがどんな場なのかを知ることのできる試合と言えよう。
陰側同士の試合はこの試合と文学VS櫻井くらいだから存外貴重なのだ。

梶原さんは最初に使う技を決めていた。
戦後のステゴロの技で修練が不必要ながら、達人を倒しのける効果を持つ技である。
そんな便利な技をいきなり見せて真似されたらどうするんだ。
うーむ、梶原さんは頭がいいのか悪いのか。
なお、その起源となったのが梶原流でしたとさ。
梶原さん得意の梶原流起源説である。金剛を梶原流とうそぶいたのはどうかと思った。

こうして『卜辻(うらつじ)』を放つ梶原さんであった。
どんな技なのかは休載を挟んでの次に持ち越しだ。
簡単かつ高威力というまるで量産型みたいな技が果たして工藤に効果を発揮するのか。
まぁ、工藤はよく攻撃を受けるから存外効くかもしれないけど、梶原さんは梶原さんだから……
屍なしで勝つ気満々の梶原さんは見ているこっちが怖いよ。
どうしてアンタは勝てる気でいるんだ……トーナメントで一番性能が低そうなのに……

さて、卜辻とは何なのか。
簡単に見つけられて素人が達人を倒せるとなると、餓狼伝で久我さんがやった下段の踵蹴りとか。
もっとも、工藤をどう倒すかが問題となるけど。
目潰しは何度が高いのでないだろう。金的も達人に通用するかとなると怪しい。
じゃあ残った簡単高威力は噛み付きだな!
……前歯抜かれないように頑張ってね、梶原さん。



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