喧嘩稼業第38話感想

木多先生が1人で書く喧嘩稼業、始まるよ!
意外と言うべきか、絵が崩れていなかったので安心している。
来週は休載とはいえ定期的に掲載してくれるようならありがたい。

さて、卜辻で工藤からダウンを奪った梶原さんであった。
まぁ、ノーダメージなのですがね。
梶原さんのまともな打撃力を物語るエピソードはまだないけど、工藤にはさほど通じないレベルのようだ。

そこで梶原さんは迫真の表情で「吉田まだ早い」と叫ぶ。
物凄い迫真の表情で。
この迫真さには工藤のセコンド、吉田はビックリだ。ついつい工藤も吉田を見てしまう。
そこにつま先蹴りを顔面にモロに当てる。
これは痛い。そして、実に喧嘩稼業らしい駆け引きだ。
工藤は初期十兵衛にも翻弄されたし、存外こうした駆け引きに長けているわけでないのか。

さらにコーナーポストに釘付けにして殴りまくる梶原さんである。
欠けている左腕も使ったラッシュだ。
左は殴っているのではなく肘を使っているのか。
反町も工藤の死を感じる連打であった。
……あれ? 梶原さんが強い?

だが、工藤は殴られながらも梶原さんを掴もうと腕を伸ばす。
掴まれれば勝負ありなので梶原さんは必死にかわす。
攻撃と忍術も一流なら防御も一流!
で、ノーダメージで立ち上がる工藤である。
ダメじゃん、梶原さん。
反町も立ち上がって驚いちゃダメじゃん。

そんな梶原さんは文学に手首を切られた後に普通に入院していたことが判明する。
うわ、だせえ……
いくら手首を切られたとはいえ、勝っても負けても死ぬと豪語していたのに入院とは……
どうもオチを付けたがる梶原さんであった。

なお、その折りに梶原さんが親指を切った剣道3連覇の横山了一が事故死していたことが判明する。
梶原一族に関わると不幸になるという暗喩だろうか。
入江家は不幸になり金田も梶原さんに関わったばかりに死んでいるし。
人生そのものが屍だな、この人。

梶原さんは人を殺しても罪になるどころか賞賛されるこの陰陽トーナメントに震えていた。
梶原さんの目標が富田流から梶原流の強さを証明することに切り替わっている気がする。
まぁ、それが元々の目的ではあるんだけど、コロコロ目標を変えると小物感が増すぞ? いいのか?

工藤の反撃のブローを読み切り梶原さんは卜辻で弾き飛ばす。
卜辻の初手必中の理屈はわかったけど、何度もやれば普通に見切られそうなのですが……
だが、それを受けても工藤は膝の力のみで立ち上がるというオシャレな立ち上がり方をする。

この尋常ならざる試合に観客は大盛り上がりだ。
陰側の選手も強く最強を決める戦いに参加するのに相応しいのだ。
梶原さんだって相応しいよ、多分。
他のキャラとの絡みが一切ない三代川よりはな……



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