喧嘩稼業第62話感想

ハンターハンターはよくわからないけど、ヒソカコラは好きです。
というわけで、ちょっとずつ3週連載になっている喧嘩稼業。
……ワガママは言わないけどせめて隔週に……


十兵衛VS徳夫、そのまま決着!
やはり、屍は最強であった。
つまり、梶原さんも最強……?
喧嘩商売からの屈指のネタキャラだったのに、最近は大躍進な梶原さんだ。
それでもネタにされる辺り、業の深さを感じる。

十兵衛は審判にコーナーマットを交換するように言う。
あ、言っちゃっていいんだ。
体面上は十兵衛は何も存ぜぬ事故だから、素直におかしかったと言った方がいいということか。
屍は十兵衛が仕掛けたわけじゃないしアリバイは完璧だ。
完全犯罪ですな。おい、主人公。

ダーマスはこの言動から十兵衛を訝しむ。
金田の時は感動させられたのに、今回はマジ外道が勝ち方でしたからな。
物申したくもなろう。
というわけで久し振りのギャグだった。
あ、今回のギャグは普通に面白かったです。
なお、小生は木多先生の芸能人ネタは幕張時代からさほど評価しておりませぬ。

この時に十兵衛の依頼で工藤を追っていた探偵が客席にいることがわかる。
十兵衛はまだ何か仕込んでいるのか?
工藤くらいはガチるかと思ったがそうでもないのか?
もはやこの外道主人公にまともな格闘戦を期待してもいけないのかもしれない。
現代格闘技富田流ですからな。仕方ないね。

「術者は己の秘術を編み出した時その術を破る方法も考えるものなのだよ」
「自分の仕掛けた屍でやられる事も考えている…解毒剤を用意しているに決まってるだろ」


とはいえ、十兵衛も問答無用で徳夫を殺す気だったわけではなく、解毒できると踏んで屍を使っていた。
石橋の時は殺す気で高山を使ったが死ぬなよ発言をしたり、決して殺人鬼ではないのだ。
……なので、梶原が日本に帰ったという報告を聞いて動揺するのであった。
まぁ、石橋の生死が不明の中、わりと平然としているしまた人を殺すようなことをやってのけたので、工藤と戦う頃には元通りになっていそうだけど。
問題はその辺の倫理観が欠けていない高野とかがどうするかだな……

「吉田はタンに2億は要求する」

「梶原さん 吉田をわかっていない」「ヤツなら5億を要求しますよ」

というわけで日本へ帰ろうとしている梶原さんサイド。
吉田は血清代の2億を要求すると梶原さんは読んだが、それを澤は一蹴して5億だと言う。
これは澤の方が正しいか。
2億では梶原さんに渡した1億9900万との差額で100万しか儲からない。
棚から牡丹餅の形とはいえ、多少の利益は出す必要があるだろう。

「10億だ」

「吉田さん…お金は払うが限度がある」

吉田、想像以上にバカだった!
まさかの10億である。梶原さんの見立ての5倍だ。
相手を低く見積もるのが自分の弱点だと梶原さんは自嘲していた。
結果、澤を低く見積もりその成長に気付けなかった。
そして、今回は吉田のバカ度を低く見積もった結果、想像以上にバカであることが判明した。
……梶原さんだなぁ。

「そうか 11億で譲ってやるよ」

「12億で譲る事にした」

吉田、恐怖の値上げ煉獄であった。
難色を示す相手にさらに条件を悪くしていく!
そんな無茶な交渉だったがタンは12億払うことにする。
これで梶原さんの想定の6倍となった。
この節穴め。

「アンダーグラウンドにいくら投資した?」「目をつけていたイミは桜井に殺され結局一人も見つかっていないじゃないか」
「やろうとしている事の大きさを考えろ」
「佐川徳夫を得る事で1%成功する確率が上がると考えれば12億など破格の安さだろう」


タンの部屋にちょくちょくと姿を現している謎の男が語る。
12億払ってまで徳夫を助けたのは打算があったからだった。
そして、12億が安くなるような大事に向けているようだ。
ああ……陰陽トーナメントで手一杯なのに風呂敷を広げおって……
唐突に主人公がガモウひろしになったり、十兵衛が警察に捕まって最終回になったりしても知らんぞ。

「チェッカロッシは立場を維持するために協力せざるを得ない」
「円形闘技場のマッドホッパーはイデオロギーを考えれば積極的に協力するだろう」


謎の計画にはチェッカロッシやマッドホッパーも関わっていた。
と、マッドホッパーが円形闘技場主催者だと正式に言及された。
単行本のエピソードでそれとなく触れられたくらいだ。
これで櫻井、田島共にマッドホッパーとの繋がりがあることになる。
人物関係が複雑になっていく。
陰陽トーナメントで精一杯のくせに。

「だがチェッカロッシとマッドホッパーだけの協力では全く足りない」「板垣組の協力は必要だ」

「それで梶原か…」

2人共、裏社会ではけっこうな権力者だが謎の計画を遂行するに当たっては力不足。
なので、板垣組の協力が必要となる。
そのために梶原に板垣組を乗っ取らせる。
いつの間にかタンとの繋がりができている梶原さんだ。
この勝ち組め。梶原さんのくせに勝ち組め。

謎の計画は第2回陰陽トーナメントかと澤は推測するが梶原さんに即否定される。
陰陽トーナメントの開催自体にも謎は多いし、それがタンたちの謎の計画に絡んでいるのだろうか。
第2試合が終わったばかりなのに風呂敷を広げていきやがる。
あと梶原さんの出番がなくなりそうでちっともなくならない。
読者からも作者からも愛されている……

そして、3ヶ月後、再び梶原さんとタンはコンタクトして協力関係となるのだった。
梶原さん、3ヶ月後も存命確定!
板垣組からのケジメを付けられなかったようだ。
って、待て、3ヶ月後の話かよ。時系列が前後している。
これで次回、陰陽トーナメントが終わっていたらさすがに怒る。
次回は3週間後だけど。
文さんと櫻井の戦いを書くためには時間が必要なんだ……
決して隕石が落ちて陰陽トーナメントが終わるわけじゃないんだ……