喧嘩稼業第63話感想

ハンターハンターの内容はよくわからんのですが、凄いタイミングで休載に入ったなぁと感心した。
というわけで、4週間しか休まない喧嘩稼業。
……じょじょに休載が長引いていません?


工藤は屍の治療を終えICUを出て、入れ替わりに徳夫が入る。
あ、けっこう屍ってすぐ治るんだ……
大ダメージを与える一方で適切な処置をすればすぐに治る。
便利な毒であった。さすがの梶原さん。
その折りに十兵衛は徳夫が血清で助かることを知って一安心だ。
ギャグの材料にされるなんて扱いが悲しいな、徳夫……

明和FCの日向小次郎こと、工藤を追っていた探偵は工藤の母親を連れてくる。
不可能に近いと思われた工藤の母親探しだったが、十兵衛の推理と入念な調査で辿りつき、DNA鑑定で確定させた。
そして、工藤の母親は1000万円を無心するクズだった。
こういう時の常套句は大金を端金のように無心することですね。
カイジもやってた。

「お前も知っていたはずだよな」
「俺はこういう戦い方をする」


工藤も母親の存在には冷や汗を流したりと動揺が見える。
十兵衛はメンタルを削ってくるのだった。
手段を一切選ばない見事な主人公であった……
本当外道だな!
喧嘩稼業になってから外道っぷりに磨きがかかっているのであった。

「探偵に母親役を用意してもらったんだよ」
「金無心系の屑母親とクレイジー母親の2つのシナリオを用意していたが2つを混ぜてきた」


そんな工藤の母親、偽者だった。
お前、猪狩かよぉ!
他の理由も全部嘘であった。
メンタルを乱すためにここまで仕掛ける男が十兵衛であった。
クッソ汚い……不意打ち煉獄は序の口だった……

「捨てた母親は触れられた事がない工藤の最も柔らかい部分だ」「俺は工藤に勝つためにここまでやってきた…やれる事は全部やっておかないとな」

十兵衛の工藤に対する想いには熱いモノがあった。
あったけど、こういうことをやるのはちゃっかりしていると言うか。
陰陽トーナメントの場で本気の殺し合いをやって勝つことが目的であって、その道筋は選ばないということか。
工藤相手に本気の殺し合いを挑む勇気だけでも褒めるべきか?

「次は文さんの番だ」
「文さんは言わないが勝ちたい理由があるみたいだからな」


次は文学の出番だ。
十兵衛は未だに入江家の事情を知らないようだ。
とはいえ、当時、山本陸を巡る騒動は有名だったろうし探ろうと思えば簡単に辿り着けるだろう。
それでも十兵衛が知らないのはあえて文学の事情を掘り起こさないようにしているに違いない。
こういう部分は遠慮できるというか、文学への敬意を感じられる。

十兵衛は人の心の弱いところを平気で踏みにじる一方で、あえて触れない繊細さも持っている。
高野君に感謝したりとか、石橋に敬意を見せたりとか、十兵衛のそういう一面はけっこう好きなんですけどね。
まぁ、悪逆が目立ちすぎるけど。
あと徳夫にはそういう一面を見せなかった。
お前の師匠激弱じゃねーか!

そんな師弟はハイタッチをする。
文学は無一のことを思い出している。
無極の準備完了だろうか。
初めて本気の文学が見られることになりそうだ。
サンプラザ歌丸ごと殺す気である。

「お前は」

「それは覚えている」
「俺は強い」


対する裕章も暗闇の中でやる気満々。
アンダーグラウンド最強だけあってとんでもなく強そうだ。
今回は完全に勝敗が読めない第一試合最大のカードである。
実質的な優勝候補同士の試合でもある。
これは楽しみだ。
続きは1ヶ月後だけどな!
……木多先生、本当にヒドいや……