戦姫絶唱シンフォギアGX EPISODE01 奇跡の殺戮者

シ・ン・フォ・ギィィッ――ヴウゥワアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!
ジィイィイィイイイエックスッ!!!!!

ついに3度目のパラダイムシフト、シンフォギアGXの始まりだ。
小生、あまりに鞘走りすぎて放送時間を1時間間違えた。
挙げ句、夜食のカレーメシを絨毯にぶちまけてしまった。
だが、何するものぞッ! シンフォギアアアァァーーッッ!!
(なお、カレーメシは怒られた)


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燃え尽きそうな空に金子彰史の四文字熟語が此度も浮かび上がる。
3回目になると大分慣れてきたのでそれは置いておいて、国連所属のシャトルが制御不能になって墜落状態に陥っている。
さらにウランバートルの人口密集地に墜落が予測され、甚大な被害が予想される。

二課はこの事態の解決に当たっているようだが、安保理からの解答がまだで出動ができない状態だ。
正義の味方と言えどその力を無軌道に振るうことはできない。
WA2の頃からの金子彰史の伝統である。
正義の味方は世知辛い。

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国連所属のシャトルの目的は何なのか。
それはラグランジュ点に存在するフロンティアの一区画から異端技術のとナスターシャ教授の遺体の回収であった。
如何に車椅子、Powerful_2と合体すれどさすがに死んだと思われたナスターシャ教授だが、残念ながら死んでいたようだった。
カストディアンに改造されて復活とかそんなオチはなかった。

第2期において月の落下から世界を救ったのはナスターシャ教授が絶望的な状況でも諦めずに命を賭けて戦ったことが大きい。
まさに英雄だ。
その英雄の遺体を故郷の惑星へと連れて帰る……
国連側としては異端技術の回収という打算はあるにせよ、二課側としてはナスターシャ教授への尊敬が見える。
ナスターシャ教授の戦いを知る二課がこの件に関係しているのも妥当か。

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「――承認下りましたッ!」
「安保理の規定範囲で我々の国外活動、行けますッ!」

「――よしッ!!」
「お役所仕事に見せてやれ、藤尭ッ!!」

「軌道計算なんてとっくにですよッ!」


一時は見捨てることを危惧した二課であったが、安保理からの承認がやっと下りる。
金子のおっさんが大好きなお役所仕事ォ! 変わらずの金子節ィ!
童貞と言われ続ける藤尭も既に軌道計算済みと良い仕事を見せる。
第1話から大人たちは活躍を見せる。
きっとこのアニメは大人が作っているに違いない。

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ここで二課の潜水艦からミサイルが発射される。
シャトルのパイロットは自分たちを撃墜するミサイルかと絶望するのだった。
落下して甚大な被害を出すくらいならばここで命を犠牲に爆散した方がいいと諦めもした。

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「へいき、へっちゃらですッ!」
「だから――生きるのを諦めないでッ!!」


ここでシャトルへと通信が入る。
知っている!
我々はこの台詞を知っている!

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打ち上げたミサイルは装者3人を運ぶ輸送機だった!
そういえば、第2期第10話でも同じものを用いていた。
常人なら加速に耐えられないので装者専用装備だろう。
なお、OTONAなら耐えられるので例外は多分にあり。

そして、すかさず3人で鳴り響く音、『RADIANT FORCE』!
PVを飾った曲にして合唱である。
第1期は最終話でやっと炸裂した合唱であるが、GXでは第1話から合唱を絶唱である。
出し惜しむ気、なし! 強くてニューゲーム!
開始1分でGXの何たるかを見せつけた。
今回も本気以外の何でもない。

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まずはシャトルに接近するためにクリスが2人を乗せてミサイルを発射!
第1期第11話で見せたミサイル飛行である。
日々の鍛錬としないフォギア的な日常のおかげか、自分だけでなく仲間を飛ばすこともできるようになった。
しかし、頭悪ィな、こいつら! いつも通りだ!

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「まるで雪音のようなじゃじゃ馬っぷりッ!」

「だったら乗りこなしてくださいよッ!」
「――先輩ッ!!」


ミサイル飛行にてこずる翼に対し、雪音のこの台詞よ。
自然に先輩と憎まれ口を叩いている。
2人の関係はそのままに距離感がより縮まっている。
しないフォギア的な日々があったのは想像に難くない。

既にギアはGX仕様だ。
第2期もそうだったがギアの変化した要因は説明されていない。
XDモードになることでロックが解除されたのだろうか。

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シャトルに取り付いて逆噴射で勢いを減衰!
あ、何をやるかと思えばメッチャ物理! 力押し!
パラシュートみたいなエアブレーキを持ってくるとか一切考えない!
レベルを上げて物理で殴ればいいはこの世界においても真理なのだ。

だが、減速し墜落地点にズレは生じるものの、カラコルム山系への墜落コースを辿っている。
このままではシャトルのパイロットとナスターシャ教授の遺体はおしゃかだ。
ピンチは過ぎ去っていない。

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「マムを……」

「お願いするデス……ッ!」


二課の装者たちの戦いをF.I.S.の装者たちも見守っていた。
親子同様の信頼で繋がっていただけにナスターシャ教授を帰還させられるかどうかは一大事だ。
そして、しっかりと拘束されている。
無罪放免とはなったもののこの時点では未だに自由は許されていないようだ。

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「その手は何を掴むためにある――」

「多分待つだけじゃ叶わない――」

「その手は何を守るためにある――」

「伝う」「熱は」「明日を」
「輝かす種火――ッ!」


ちゃんと取り付いたので三者三様のブースト全開で減速に勤しむ。
多分、考えていた作戦はこれだけだな!
月の欠片を砕くシンフォギアとはいえ、それはXDモードと絶唱が合わさったからできたことである。
なので、通常時では頑張ってもシャトルの減速が精一杯でその勢いを止めることは敵わないのだった。

しかし、これだけでもテンションが上がる。
これぞまさにシンフォギアが適合者に与えるシチュエーションと歌の力の凄さだ。
まさに暑い夏にピッタリのアニメだ。
なお、寒い冬を暖めるためにもピッタリ。
もう年中シンフォギアでいいですな。

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「何とか船内に飛び込んで操縦士たちだけでもッ!」

「それじゃマムが――」

「帰れないじゃないデスかッ!」

「くッ――……」


人口密集地への墜落は避けられたため、緒川さんは最悪パイロットだけでも保護することを打診する。
そうなるとナスターシャ教授は諦めなければならない。
それも致し方ないのかとマリアはくっ殺だ。
アーイイ……第1話からこんな顔を見れば小生満足……飼いたい……

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「そいつは聞けない相談だッ!」

「人命と等しくヒトの尊厳は守らなければならないモノ」

「ナスターシャ教授が世界を守ってくれたんですよ」
「なのに帰ってこれないなんておかしいですッ!!」


装者の答えは一様にNOだ。
ナスターシャ教授と二課の装者の繋がりはない。
だが、ナスターシャ教授によって月の落下を阻止できたことは知っているだろう。
英雄として尊敬もしていることも響の台詞からもわかる。
だから、一切諦めない。超心強い……

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「どこまでも……」

「欲張りデスよ……」

「チクショウ……敵わないわけだ……」


その装者たちにF.I.S.組は涙する。
F.I.S.組は第2期の戦いの中で決死ではあったものの致し方ないとはいえ一種の諦めもあった。
だからこそ、ウェル博士の計画に乗ることになってしまった。
だが、(大人たちの助力があってこそだが)二課は諦めない。
勝てなかった理由は戦力面でなかったことに、今になってマリアは思い知り涙した。

この時の台詞が実にマリアでありシンフォギアだ。
チクショウとは言っているが、実に清々しい。
第2期があったからこそ輝いている。

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「燃え尽きそうな空に歌が聞こえてくるんだ」
「諦めるなッ!」


妙に詩的に同僚を励ますパイロットである。
今まで歌を聴いたことで諦めなかった描写はいくつもある。
シンフォギアにおいて歌は諦めない意志の象徴なのだ。

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だが、シャトルの真っ正面には世界標高2位のカラコルム山脈のK2が待ち構える。
回避不能激突不可避である。
普通ならここで気合いでシャトルの軌道を変えて迂回する。
誰だってそうする俺だってそうする。

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だが、このアニメはシンフォギア。
ミサイルを乱射する新技『MEGADETH SYMPHONY』をK2に撃ち込む!
撃ち込んでどうするのか。
どうにかなりませんよ。

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「ブン殴れェェエエエエエエッ!」

「ええええッ!?」
「どりゃアァアアアアァアアッ!!」
 

シンフォギア的なアンサーはこれ!
K2にミサイルを撃ち込んだ後にガングニールパンチで山を撃ち抜いて真っ正面から突破!
加減しろ莫迦!
堂々の自然破壊である。標高世界1位のエベレストでないだけ気遣いがありますよ。

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「K2の標高を世界3位に下方修正ッ!」

撃ち抜いた分だけ標高下がっちゃった!?
これですよ、こんなことを平気でやるスケールのデカさというか間違えている感がシンフォギアですよ。
そして、冷静に世界3位に下方修正する藤尭の冷静っぷりと慌てなさよ。
童貞と嘲笑される藤尭も並みならぬ状況に動じず冷静に対応するOTONAの1人なのだ。

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このファインプレイに弦十郎は笑う。
緒川さんも笑う。ただし、苦笑い。
もう安保理の規定範囲を全力でブチ抜いている。
安保理もまさか標高を変えるとは思わないので規定範囲外かもしれないが。
WA:FのOPで山が動いていたのは装者たちが人命救助活動をしていたからじゃないだろうな?

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「切り裂けッ! まだ見ぬ日に往くためにッ!!」

だが、K2を抜けた先には森林部である。
クリスが見せたので今度は翼の出番だ。
天ノ逆鱗の応用で森林の一斉伐採で斬り払う!
山脈を破壊したので森林破壊程度もはや誤差!
この程度ではシャトルもシンフォギアも止まらないのだ。

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今度は目の前に山のカーブがあるので殴って軌道変更で切り抜ける!
物理法則をガン無視した無理無茶の嵐である。
このハチャメチャアクション、実にシンフォギア!
それを合唱で彩るのがGX!
なお、真っ正面で軌道変更が不可能な場合はクリスのミサイルで山を破壊している。
ナイス連携。そして、山は投げ捨てるもの……

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このまま麓まで滑走できれば安全に停止できるのではないか。
そんな希望も目の前に生えてきた村によって遮られる。
ここで止めなければ甚大な被害が生じてしまう。

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「立花ァッ!!」

「南無三ッ!!」


ここでシャトルから降りて小細工抜きで力で止める作戦に移行する。
こうなれば頼れるのはガングニールのパワーだけだ。
翼とクリスは静観せざるを得ない。
弦十郎も託すしかなかった。
なお、弦十郎が現場にいればいくらでもどうでもできる模様。

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「歌えッ!」

「可能性にッ!」

「ゼロはないッ!!」

「飛べよッ!!」

「この奇跡にッ!!」

「光あれェェエエエッ!!!」

眼前には民家がある。
(既に民家をモロにひとつ踏み潰しているが)ここで止めなければヤバい。
決死の土壇場に決死の歌!
そして、投げた! 大雪山おろしだ!
金子彰史曰く、響のモチーフとなったのはゲッターの巴武蔵だ。
それ故に炸裂した大雪山おろし!

なお、美少女変身バトルアニメなのに主人公のモチーフを巴武蔵にするのは絶対におかしい。
でも、金子のおっさんが言ったので事実である。薄い本が出ないわけだ。
響が受難に遭うのは巴武蔵が作中で死んだことに起因するのかも……

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シャトルの勢いこそ殺したもののバランスが崩れている。
このままでは惨事は避けられない。
だが、ここでパイロットの最後の一押しに噴射してバランスを取りついに着地に成功する。
響たちだけでなくパイロットも諦めなかったから最悪の事態を避けることができたのだ。
絶望に諦めることなく最後まで戦ったパイロットたちもまたOTONAである。

助ける側だけでなく助けられる側も一生懸命だからこそ、人助けは成り立つ。
響が第1期第8話で達した結論は今も生き続けているのだ。
そして、誰かにその想いを届けたことから、響は奏の域に達していると言えよう。

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この結果に皆が笑顔を浮かべる。
F.I.S.はもちろん、斯波田事務次官もだ。
まぁ、この人は今後K2の標高が下がったことについて話し合うことになりそうではあるが。

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「わたし……シンフォギアを纏える奇跡が、嬉しいんですッ!」

響は力のみだけでなく心でも人助けを叶えた。
それができるシンフォギアを纏えることに喜ぶのだった。
こんな響を見ながら翼とクリスも嬉しそうに笑う。
響の心をよく知るだけにその喜びも知るのだろう。
第2期で大きなすれ違いをしたが、いやすれ違いをしたからこそ、これまで以上に3人の心はひとつだ。
3つの心がひとつになれば100万パワーだ!

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ともあれ、ここまで実に6分。
一切、TVから目を離せない怒濤の6分であった。
このスピード感とパワーとこれ後始末どうするの感こそまさにシンフォギア!
……いや、わりとマジで半端なくどうするんですか、これ。
山のガーディアンもご立腹でしょうて……

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さて、後日、何か地球連邦の戦艦みたいなとある潜水艦にて。
ガンダムとか沸いて出てきそうだなー。
相変わらずだなー。

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ここで友里と藤尭は非常時でないからか、普通に仕事をしていた。
そこで出てきた情報を見ると言及されてはいないものの、二課の装者はノイズとは戦わないものの救助活動をしているようだ。
シャトル落下の大暴れの時の二次被害の後片付けかもしれない。
というか、あれは必死に後片付けしないと不味い。
登山者がいたら悲惨なことになってましたよ。

ともあれ、シンフォギアを誰かと戦うための力ではなく誰かを助けるための力として使えているようだ。
平和な時勢になったことを感じさせる。

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恒例のあったかいものどうぞとあったかいものどうもをしながら(なお、余計な一言付き)、二課の変化が語られる。
二課は国連超常災害対策機動部S.O.N.G.に再編され、世界各国の災害救助が主な任務になっているようだ。
シャトル時点でS.O.N.G.に再編されていた可能性も高い。
ともあれ、S.O.N.G.の意味が気になるところだ。
こういうのが金子のおっさんは大好きである。
ARMの意味を何種類も考えるくらいだし。

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藤尭は定年まで給料がもらえればいいと前向きに後ろ向きな発言をしながら、平和な業務を謳歌していた。
かと思うと突如横浜港埠頭に未確認の反応を検知して即座に消失する。
長年のOTONAの経験から並みならぬものを感じたのか、すぐさま弦十郎へ連絡するのだった。
これが公式のストーリーで触れられているノイズに近似した反応波形だろう。

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その頃、エルフナインは何者かに撃たれながら逃げていた。
この黄金色の輝き……銃かな?
多分、投げ銭とかじゃないと思うデース。

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「ドヴェルグダインの遺産……」
「全てが手遅れになる前にこの遺産を届けることが、ボクの償い……」


例の匣を手に持ちながらよくわからんことを言うエルフナインである。
ドヴェルグとは北欧神話に伝わる妖精で家事が得意である。
ダインはダインスレイヴといった魔剣に付いているがこの場合の意図は不明である。
人名かもしれない。あるいは聞き間違い。
日常生活で使われない単語が多くてヒアリングが大変なのがシンフォギア……

ともあれ、謎だらけ。
わかることはエルフナインの目的が何者かに匣を届けること、匣を狙う勢力がいること、露出狂であること、一人称から男の娘の可能性を信じたいことだけだ。

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「……ワタシに地味は、似合わない……」
「だから、次は――派手にやる」


うわぁ、出ましたよ、投げ銭の人……
何かオモシロポーズを取ってまともじゃないアピールを全力でしている。
投げ銭を以てすればエルフナインも簡単に無力化できそうなのだが、それは地味なのでわざと逃がしているのか。
こいつは手強そうだ。
投げ銭という時点で雑魚の可能性を全力で放棄している。

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さて、翌日、クリスはリディアンに登校していた。
あ、後ろのボブカットのモブが可愛い。
それは置いておいて、国連直轄組織の人間と言えど普段は華の高校生。
ちゃんと青春を謳歌していた。

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そんなクリスに抱きつこうとする響だったが迎撃されるのだった。
この時にデフォルメタッチの演出が初めて行われている。
これまでなら異質とも言える演出だが、しないフォギアを越えたことでこうした演出もむしろありだ!
第3期になっていつも通りのシンフォギアなだけでなく、新たなテイストのシンフォギアも待ち受けるのだった。

なお、印象的なクリスのウサギぬいぐるみだが、これはクリス役の高垣彩陽がデザインしたものである。
声優が声優以外の仕事をするのもシンフォギア!
未来さん役の井口裕香もRADIOではっちゃけているぞ。
はっちゃけすぎだよ、アンタ……

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さらにさりげなく調と切歌もリディアンに通っている!
行動制限の解除と共に編入したのだろう。
F.I.S.の鎖から解き放たれ普通の少女としての日常を謳歌することができた。
学園祭を本気で楽しんでいたし、2人にとっては最高の報酬だろう。
それも少女たちの日常を守る大人がいるからか。大人格好良い。

それにしてもEDテーマのジャケットからネタバレしていたものの、こうもあっさりとリディアンverの調と切歌が見られようとは!
驚くほどあっさりとしているため、逆に驚けないくらいだ。
引っ張ったリディアンverのクリスとは正反対である。
逆に言えばサプライズはこの先にあるのかもしれない。
例えば今年22歳を迎えるある女性がリディアンに編入するとか……

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普通に挨拶をする未来に対し、2人も普通に挨拶を返す。
調はちゃんと丁寧語だ。先輩後輩を守る人でした。
まぁ、未来さんには何か逆らえないというのもあるかもしれないが。
かつて本意ではないとはいえ未来を無理矢理戦場に立たせたし、その時に未来を怒らせたら怖いことを知っている。
調なんて殺されかけたくらいだ。
それでなくとも国体クラスの圧倒的な身体能力を持つ。
礼儀正しくするのが一番である。

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というわけで、貴重なカワイイヤッタータイムの始まりだ!
メッチャ堂々と手を握り合っている。
朝からお熱いことである。

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さらに二の腕を触る。
触発されて未来も触る。
カワイイヤッター!
しないフォギアでブレーキが壊れたのか、こういう描写を積極的にやるようになったのが金子彰史GXである。
恥ずかしがっている姿を想像すると眼鏡がズリ落ちそうになりますねぇ……

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初心いクリスは家でやれとキックだ。
しないフォギアでは「家ならいいのか」という主張だったが、いろいろあって「家ならいい」という主張になったことがわかる。
しないフォギアはただのファンサービスにあらず。
こうしてGXにその描写が生きているのだ。
こう普通の美少女アニメっぽいとウェル博士みたいな笑みが出てきますね!

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さらに水着ィ!
どうした、金子のおっさん!
ここまであんたはインハイを攻める人間だったか!
いや、美少女アニメ的にはド直球だけど、金子彰史的には自打球ですよ。

ここで三者面談の話が行われ、響は祖母が面談に来ると言う。
母親は日曜日でも働くと忙しいようだ。
この時に未来が素早くフォローを入れて話題を入れ替えようとしている。

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「空元気のくせに……」

泳いで話題を逸らそうとする響に未来はぽつりと呟く。
響の家庭事情は極めて複雑であり、響の親友である未来は当然知っている。
だからこそ、先ほどのフォローをした。
これは響の家庭事情がGXでも触れられるのは間違いなさそうだ。
そして、響と未来の仲が急接近した事件についても語られそうである。
未来さん大好きなプロデューサーですら知らない秘密だ。

どんなうら若き乙女エピソードなのか……
金子のおっさんに期待がかかる。
なお、シンフォギアなので物理エピソードの可能性も多分にありますが。

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で、恒例の先生も出てくる。
どうやら現役のようだ。
フロンティアでの響の姿を見ていただろうにいつもと変わらずに接している。
先生も少女の日常を守るOTONAなのだ。

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また、響と未来たちのクラスが同じことも伺える。
漫画版シンフォギア第3巻で未来はピアノ科を選択する予定であることが触れられているが、響と同じ科目を選択したのだろうか。
クラスは違うけど一般教養の科目なので同じ教室という可能性もありますが。

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さて、夜になるとクリスの家にみんなで集まった。
みんなで!? 3人娘もきりしらもいる!?
クリスには友達がたくさんできたようである。
えがったえがった……
また、きりしらにも友達ができているようだ。
細かくは触れられていないが、この場面だけでクリスときりしらの学園生活がどのようなものなのかは察することができる。

クリスは一人暮らしをしているとしないフォギアで触れられている。
触れられているがよもや7人が悠々とくつろげるほど広い家だったとは……
ちゃんとソファーも用意してあるし客が多いのだろうか。
まぁ、響と翼が合い鍵を持っている自由もプライバシーもない生活なので、自然と来客を迎える態勢が出来上がったのかもしれない。
こりゃ未来も合い鍵を持っているな。あときりしらも。

しないフォギアで触れられた一番格好いい仏壇は残念ながら画面に映っていない。
まぁ、居間には置きませんな……
クリスの根の部分が表れているので今後の出番に期待したい。

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「ま、頼れる先輩ってことでッ!」
「それに、やっと自分の夢を追いかけられるようになった翼さんのステージだよッ!」

「みんなで応援――しないわけにはいかないよなッ!」


集まったのは毎度恒例の翼のライブを見届けるためだ。
そして、ロンドンでのライブ――つまりは世界に歌うという夢を叶えたのだ。
同じく歌を夢とするクリスとしては応援しないわけにはいくまい。
クリスも第2期の時点でライブのことは気にしていたし、憎まれ口を叩きながらもノリノリである。

なお、信じられませんがこのチビ巨乳、この中では一番の年上である。
先輩……まぁ、口が悪いしリディアンの番長になれているかも。
あ、スケバンの立ち位置って調だ。武器的に。

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「マリア……」

「歌姫のコラボユニット、復活デースッ!」


さらにマリアも共に歌うようだ。
無罪放免に加えて世間で大手を振って歌える身分になったようだ。
これも斯波田事務次官の人力あってのものか。
ソバの力は偉大。

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そして、始まった世界を相手にしたライブ!
歌われるのは「星天ギャラクシィクロス」!
競い合うような不死鳥のフランメとは異なり明るい曲調だ。
今までのライブ曲とは感触が大分異なることに驚いたが、それはただ歌うことができる平和と幸福を示しているのかもしれない。
一方でその歌詞には「世界で独りに地獄だとしてもせめて伝えよう」「奇跡は待つモノじゃなくてその手で作るモノ」と実にシンフォギアらしいワードが入っている。

なお、ロンドンなのにメッチャ日本語。
世界を動かした「Apple」も日本語だからね。仕方ないね。

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さて、翼より一足先にステージを降りたマリアを待っていたのは黒服2人だった。
黒服曰く、このライブは任務のようだ。
加えて世界を守った英雄の警護とのことである。

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「月の落下とフロンティアの浮上に関連する事件を収束させるため、マリアは生け贄とされてしまったデス」

「大人たちの体裁を守るためにアイドルを……文字通り偶像を強いられるなんて……」


マリアが歌う姿を応援すれどその裏の事情を知るからか、調と切歌は表情を曇らせる。
アメリカ政府はF.I.S.をなかったことにしても世界的なアーティストがテロリストだった事実は消せない。
なので、月の落下を防いだことと絡めてマリアを英雄として囃し立てる方向に切り替えることで、都合良く回るようにしたのだろうか。
結果、死刑こそ逃れられたものの偶像としての生活を強制されている。

翼より先にステージを降りたのも発言の自由が与えられていないことの証明か。
何せ自由に発言させた結果、第2期第1話で宣戦布告された前例がある。
また、第2期第12話でもあれやこれやな陰謀論を暴露された。
今のマリアには世界的アーティストとして歌う偶像としての役割だけしか与えられていないことが暗にわかる。

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「そうじゃないよ」
「マリアさんが守っているのは誰もが笑っていられる日常だと思う」


だが、未来はマリアの心中を察する。
マリアの歌は世界に届く歌なのだ。
僅か2ヶ月で全米トップに立った歌は本物である。
マリアの歌への想いも本物だ。
だから、きりしらもアメリカの陰謀を知りながらも、マリアを笑顔で応援できるのだ。

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そんな穏やかな時間の中でタンク車が何者かの襲撃を受け崖から墜落。
さらに爆発する。
なお、ドライバーは崖から落ちたのに普通に脱出して逃げた。
異常にタフである。
GXはS.O.N.G.はもちろん、シャトルのパイロットといい大人たちの強さが異常だ。

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事態の収拾のために響とクリスに出撃要請がかかる。
この時点では大規模な火災の救助活動のためであり、敵の存在は発覚していない。

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「わたしたちも――」

「手伝うデスッ!」

「2人は留守番だッ! LiNKERなしに出動なんてさせないからなッ!」


この事態に調と切歌も動こうとする。
率先して人助けしようとすることから、その根は響たちに近いことがわかる。
つまり、いい子。
また、こういう場面で出撃できるということはS.O.N.G.に所属しているのだろうか。
もっともLiNKERがないからとクリスに制止されるのだが。
あ、凄い先輩っぽい……このチビ巨乳、先輩っぽい……

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で、頬を膨らませる。
カワイイヤッター!
2人共、響たちには恩がある。何せナスターシャ教授を帰してくれたのだ。
必須科目である常識の学力が不足している切歌なんて勉強を見てもらって、学業的にも恩があるかもしれない。(ただし、未来に見てもらう)
なので、手伝って恩返ししたい気持ちがあるだろう。
それができないとなれば頬を膨らませるわけだ。

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「風――? 誰かいるのッ!?」

一方、マネキンがたくさん並ぶ明らかに何かありそうな部屋を歩いていると風が吹く。
うわぁ、明らかに何かありそうな部屋だ。
誰だよ、こんな明らかに何かありそうな部屋を作ったのは!
こういうアニメじゃねえから、これ!
こういうアニメだけど!

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「司法取引と情報操作によって仕立て上げられたフロンティア事変の汚れた英雄――マリア・カデンツァヴナ・イヴ」

「何者だッ!」


ここで司法取引というアメリカ大好きな用語が出てくる。
司法取引! 何と万能ワードか!
これさえあれば大抵の無理は通るし、その上で無理できるという素晴らしい言葉である。

さて、声の主はPVの状況と風から哲学兵装使い、ファラだとわかる。
だが、どこにいるのか。
いや、もしかして、やる気か?
このシチュエーション、やっちゃう気か?

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やったァァァアアアアアアア! 人形が人形の振りをしているぅうう!
第2期第3話のマリアの槍の上着地といいここでこれをやらなければ嘘だ。
いや、気付けよ、アンタら。
アンタもアンタでこいつらが来るまでずっと制止していたのか?
私の脳裏にふとタキシード仮面の言葉が浮かんだ。つまりはイロモノ。
まぁ、全員イロモノだからむしろイロモノアピールしないとやられるだけだな!

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笑わせておいてやることは凶悪だ。
黒服に口付けしていろいろと吸い取って白髪にする。
シンフォギアにおいて問答無用に殺害する人間は悪人だけだ。
最大最強の名は伊達ではない。根っからの悪なのだ。

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ハゲ黒服は銃弾3連射を仕掛けるが、風で跳ね返されてこちらも死ぬ。
どこもそうだが黒服は頼りにならぬのものだ。
頼りにならないのが仕事なので、見事に任務完了したとも言える。

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「纏うべきシンフォギアを持たぬお前に用はない」

黒服を瞬殺したファラはマリアと向かい合う。
どうやらマリアはシンフォギアを持っていないようだ。
公式サイトではギア姿が公開されているが、この段階ではアガートラームを修復できていないことが伺える。
ともあれ、大ピンチだ。
F.I.S.の訓練は真面目にやっていたし装者としても相応の実力は持っているが、素手で戦えるのか、この人。
翼は風鳴流(仮)の使い手だったので、シンフォギアを相手に勝てぬまでも時間稼ぎくらいはできた。
今、マリアにまたも不幸が襲う。不幸しかねえな、この人……

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「踊れ」
「踊らされるがままに」


同時にレイアも派手に仕掛けていく。
派手とはつまり火薬の量を増やすこと!
おう、特撮精神止めえや。

踊れという台詞はWA2の雑魚モンスターの技である「ひゃははッ 踊れッ! 踊れッ!」を彷彿とさせる。
追い詰めるばかりで始末しようとはしていないので何か狙いがあったりするのか?
というか、昨日と合わせて1日中追いかけたのか?
派手にするためにタンク車が来るまで待っていたとか。

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「赤猫が暴れていやがるのか?」

急転する状況だがS.O.N.G.にはまだ敵の存在は知らされていない。
あくまでも人命救助だ。
ノイズやシンフォギアの動きを検知できるS.O.N.G.だが自動人形の動きは検知できないことがわかる。
つまり、自動人形は未知の異端技術ということか。

また、火災が4時の方向に広がることにクリスは赤猫というコメントをした。
赤猫って何?
放火魔のことを指す隠語だ。うーむ、金子節!
つまり、クリスは何者かが意図して火災を起こしていると読んでいるわけだ。

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さて、PVで徒手空拳による無手勝流の構えを見せて笑いを取ったマリアである。
今、こうして素手で戦わざるを得ないピンチに追い込まれた。
どうするのか。
斬撃をかわしてカウンターの延髄斬りで切って落とした。
こ、こいつ……できる! 普通に素手の心得を持っている!
まして人体の急所のひとつである延髄を狙うとは本気だ!

第2期では今ひとつ見せ場のないマリアだが決して弱いわけではない。
むしろ、技量ならば全装者でもトップクラスだろう。
何せアームドギアを使わずに翼を翻弄し、弱っているとはいえ終始翼を押している。
ならば、素手でも強い!
マリアはただ優しいだけでなく、芯に強さを秘めているのだ。
それは意志だけでなく肉体としてもなのだ。
(身体能力的な意味で。スタイルではない)

あと魅惑の肉体を遠慮なく披露して女もアピール。
頑張れ……頑張れ……
(スタイル的な意味で。身体能力ではない。普通の女性はこんな蹴りできない)

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そんなマリアの延髄斬りに対するファラの反応は目玉をぐるりと1回転するオモシロリアクションだ。
こういう時に無表情なのが人形らしい。
そして、効果なさそう。
まぁ、ほら、マリアさんってこういう人だから……

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マリアは打ち上げられる。
さらに落下先に大剣を用意だ。
姫騎士のようにピンチにピンチが続く!
一番姫騎士体質だし!

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「任せたぞッ!」

「任されたッ!」


現場に到着するとクリスは人命救助は響に任せる。
任せたと任されたのやり取りはWA:Fのザックのバトルボイスが思い起こされる。
金子彰史得意のWAセルフパロディはGXでも健在!

なお、ザック版は「任せた相棒ッ!」「任されたッ!」だった。
この言葉は相棒にかける言葉なのだ。
そして、クリスにとって響はもはや相棒に他ならない。
様々な場面でコンビプレイが光る2人だけあり、相棒という言葉はぴったりである。

余談ながらWA:Fのザックの有用なスキルは軒並みハンペンを使ったものであり、ザックだけで繰り出すスキルはほぼ全てが微妙である。
つまり、何を言いたいかって?
……クリスだけで頑張ると、黒星が付くんじゃないかと。
クリスの黒星伝説は筋金入りである。

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そして、ギアを纏った!
響が初めてペンダントを使っているぞ。
それだけに今までとは少し違う演出だ。
聖遺物の欠片がギアに変身する辺りに現れている。
同時に変身完了の怪鳥音はまさに響でもある。
どうやらまた映画を見たらしい。映画トレーニングは健在だ。

ここでGXの響の戦歌いくさうた「限界突破 G-beat」が歌われる。
今日の戦歌2回目だ。
歌いながら戦うのがシンフォギア!
GXでも基本に忠実である。
……まぁ、今回は救助活動ですがね。

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防火壁によって隔離された住民の救助が響の任務だ。
それに当たって友里のナビを受けている。
やや地味な二課もといS.O.N.G.メンバーの中で藤尭は今回見せ場をたくさん得た。
対する友里はナビでその有能っぷりをアピールだ。あったかいものだけじゃないぞ。
繰り返すがGXは大人の優秀っぷりが目立つ。
シンフォギアは大人が格好いいアニメなのだ。

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そして、住民たちは歌を聴く。
GXは今まで以上に助けられる側が強調されている。
名もなきモブも生きるのを諦めないのだ。
奏と響の言葉はより重みを伴ってきた。

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「――翼ッ!?」

一方、マリアの危機は翼が救った。
かつて自分を窮地に貶めた相手を今は全力で助けている。
時の流れを感じざるを得ない瞬間だ。
ついに防人コンビの結成か?
マリアさん、防人語を連発したのは初回だけだったけど。
あれは防人に対抗するための強気のポーズだったのかな?
いや、事実強気のポーズだったけど。

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「友の危難を前にして、鞘走らずにいられようかッ!!」

友!? 友と言ってくれた!
そう、翼にとってマリアは友なのだ。
これだけで納得もできるし感動できるのは第2期があったからか。
2人は歌という点で深く繋がっている。
その繋がりはある意味では一番深いものかもしれない。
ともあれ、もうマリアはぼっちではないぞ。
えがった……えがった……

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「貴様は何者だッ!」

自動人形オートスコアラー――」

自動人形オートスコアラー……ッ!?」


出ました、ルビ付き単語。
出しました、ルビ付き単語。
当然と言えば当然だが翼の知らない言葉のようだ。
サキモリンガーとかなら知っていたかもしれない。

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「貴方の歌を聴きに来ましたわよ――」

と、面白い表情で突っ込むファラだった。
ファラは力む場面で変な顔をしている。
これはそういう顔がインプットされていないからだろうか。
メンタマグルグルといい人形らしさをアピールしている。
ノイズさんより異質だ。
ノイズさん、何でか馴染みやすかったなぁ……
まぁ、怪人や怪獣に親しみを覚える日本人の深層心理によるものですな。

歌を聴きに来たということはその目的は威力偵察だろうか。
マリアはシンフォギアを持たないからアウトオブ眼中につき、さっさと姫騎士の刑と。

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ともあれ、相手は風鳴翼。
日本が世界に誇る防人である。
シンフォギア世界でももっとも高い技量を誇る最強の装者である。
そんな翼の二刀流をファラは片手でいなす。
凄まじい力量で翼と向かい合っている。

二刀流にしたのは大剣を相手に力で勝負しては分が悪いと踏んだからか。
翼が壱の太刀を防がれたと同時に二刀流にシフトしたことからファラの力量がわかる。
なお、ファラの大剣はWAシリーズ最強のパーティキャラ、ラクウェルの大剣とデザインが似ている。
その強さはもしかして※イントルードですかぁー!

※イントルード
WA4に登場した行動回数を1回増やすフォースアビリティ。
使用には何らかの行動を行うことで蓄積するFPが必要となる。
FPはイントルード中の行動でも溜まるため、噛み合うと1度イントルードしただけでどんどんと連鎖的に行動がループすることもある。
というか、日常でありそれがラクウェル最強の所以である。

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一方、響は下に横に上にマンションを破壊しながら救助活動だ。
点による破壊と機動力からクリスよりも響の方が救助活動に向いていることがわかる。
銃じゃ救助は難しいですわな。
この時も友里の適切なナビで響は早急な救助を実現している。
OTONA!

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「風鳴る刃、輪を結び、火翼を以て斬り荒ぶ――」
「月よ、煌めけッ!!」


二刀流でも決められないと踏んだのか、翼はアームドギアを合わせる。
回しながら炎を纏うこの技――
これ、知ってる! テレビでやってた!
この人の友達をベッドに直行させようとした技だ!
だが、炎の色が青い? あの時とは違う?

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風鳴翼GXの新技、「風輪火斬 月煌」だ!
その名の通り、風輪火斬の強化版なのだろう。
炎が青くなってより剣っぽい。
この大技を前にはファラも車田吹っ飛び。

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「キャロル――生きてもっと世界を知るんだ」

「世界、を……?」

「それがキャロルの――……」


さて、キャロルは炎に焼かれる町を見て、父親のイザーク・マールス・ディーンハイムが火あぶりの刑で処刑されたことを思い出す。
イザークは「神の奇跡でないのならばヒトの身に過ぎた悪魔の智慧だ」と魔法?を糾弾されているようだった。
魔法使い一族も大変だ。

これが暗黒大陸での出来事なのだろうか。
ここで気になるのは神という言葉だ。
カストディアンという神のような存在がいるからか、これまでのシリーズではあえて触れられていなかった言葉でもある。
そこに触れたということはやはり……

あと遠目からはイザークをウェル博士に見間違えて火あぶりされたかと思いました、アハハ。
眼鏡しか合ってないのに不思議ダネ。
あ、ウェル博士は多分GXでは出ないと思います。
英雄にも巨悪にもなれず、さらに裁かれることさえもなく生きることがウェル博士にとってもっとも重い罰となるだろうし。
だからこそ、弦十郎もウェル博士を殺さず捕まえるだけに留めたわけで。

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「パパ……」
「消えてしまえばいい想い出――……」


父の処刑を思い出したキャロルは思わず涙する。
当然のことながら苦く辛い想い出のようだ。
敵として対峙することになるのだが、相変わらずドラマを抱えているようだ。
敵だって思い悩むのがシンフォギアであり金子彰史作品なのだ。

と、ここで金子彰史がかつてWA3でテーマとして扱った「想い出」という単語が出てくる。
この想い出というキーワードはGXでも重要なものになりそうだ。
何せ既に響の家族というキーワードが出ている。
公式サイトのキャラ紹介でもクリスが想い出に思い悩む様子が示されている。
第2期が2作目繋がりで英雄を扱ったのなら、GXは3作目繋がりで想い出を……?

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と、ここで響の言葉で我に返る。
チビだからか、見事に心配されている。
見た目のおかしさについては突っ込まないようだ。
まぁ、響はその辺の常識はないから……了子のASGARDを「二課のみんなは弦十郎みたいに凄いことをできる」という理由で見逃したし……

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「黙れ」

そんな響に躊躇わずマッハで魔法!
この迷いのなさは話しかけたのが響以外でもぶっ放していたのだろうか。
思い悩めど敵としての風格は十分だ。
なお、クリスやマリアなら「一般人なら巻き込まないようにしないと」と普通に気遣う。
その点、キャロルは遠慮なく巻き込んでいる。けっこうワルだ。

同時に響はクリスから敵の襲撃を伝えられる。
敵である。
救助活動に来てみたら戦うべき相手との対面なのだ。

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「やりすぎだッ! 人を相手にッ!!」

さて、優しさの塊、優しさしか取り柄のない人、優しさ一番のマリアさんは風輪火斬 月煌をやりすぎだと突っ込む。
まぁ、アンタ、シンフォギアを纏った上でこの技でベッドへ行きかけたからな……
さらにEX必殺技を生身に打ち込んだのだからやりすぎというのも道理だ。

なお、当時は調と切歌の助けがなくても平気と嘘ぶきました。
その本音はやりすぎだったのかも。
あの強がりを見た瞬間、マリアはポンコツで可愛い人だと確信した。

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「やりすぎなものか……ッ!」
「手合わせしてわかった。こいつはどうしようもなく――」
「化け物だッ!!」


必殺技を受けてノーダメージで立ち上がった!
しかも、キュピーン付きだ。マサルさんですな。懐かしい。
装者最強の翼の技を受けて軽々と立ち上がるとは……
これは化け物というのが道理であり、最強最大という売り文句も妥当だ。

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「聞いていたより、ずっとショボイ歌ね」
「たしかにこんなのじゃやられてあげるわけにはいきませんわ」


必殺技がまったく聞いていない。
ショボイという台詞を言う資格がある。
これは間違いなく強敵だ。
いつも通りにイロモノだがそれと同じくらいに不気味さが目立ち弱みが見えない。
フィーネさん以来の強敵感だ。
僅か1話で弱みを見せたクリスとマリアとは次元が違う。
あいつら、本当に化けの皮が剥がれるのが早かったなー……
まぁ、そこが可愛いのですが。

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「キャロル・マールス・ディーンハイムの錬金術は世界を壊し万象黙示録を完成させる」

「世界を壊す……?」


錬金術に万象黙示録とオモシロ単語をどんどんと並べる。
万象黙示録って何だろね。
金子のおっさんの教科書かな?

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「オレが奇跡を殺すと言っているッ!!」

そして、今度は出力を上げて魔法を放つ。
シンフォギアを纏うのには一定の時間が必要になる。
弾丸の速度には敵わないし聖詠を正しく歌えなければアウトだ。
なので、響は地味に大ピンチだ。

また、キャロルは俺っ娘のようだ。
チッ、小生じゃないのか……
エルフナインといい男の一人称を使っている。
一人称にこだわりのあるGXであった。
この調子だと新キャラに小生だって……

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頭から尻尾まで興奮させたまま、次回へと続く!
EDを飾るのは「Glorious Break」! まさかの不意打ちだ!
OPテーマの「Exterminate」というのが大方の予想であったがまさか外してきた。
栄光を壊すこの歌にはどんな意味が込められているのか……
歌は水樹奈々であることからどの場面で歌われるのかはなおさら予想できない。
期待だ!


そんなわけでまさにシンフォギア以外の何でもなかった第1話だった。
山脈を破壊するトンデモアクション!
よくわからん単語が跋扈するワクワク感!
底知れぬ敵が現れる期待感!
全てが期待通りで期待以上である。
水着や日常と予想外に予想以上なものまで飛び出した。
いやぁ、金子のおっさんが水着というカードを第1話から切るとは……恐ろしい子!

印象深かったのはF.I.S.の装者の描かれ方だろうか。
悔しがりながらも爽やかなマリアの姿や日常を謳歌するきりしらの姿は特に印象深い。
GXはGの完結編といううたい文句に偽りなしである。
F.I.S.のために味方側に新キャラという売りを切り捨てたくらいなので、その描写には特に期待したい。

また、助けられる側の姿が強調されている。
装者たちを大人たちの姿もだ。
装者だけの物語でないことが打ち出されている。
こりゃ弦十郎も大暴れするな!
次回、シンフォギアGX、司令が全員殴って終了!
発勁すりゃ日本からロンドンまで衝撃波は届くべ!

なお、今回は金子のおっさんと上松範康の悪ノリOTONAコンビは声優デビューしなかった。
チッ……
つまり、これは声優以外の出番が与えられたと踏んで良いだろう。
ラクウェル金子とか。
既に山を壊したGXはどんな変化球を投げるかわからない。
適合者はただただ飯食ってシンフォギア見て寝るだけだ!


・今回使われた楽曲

Blu-ray第1巻DVD第1巻より「RADIANT FORCE」


戦姫絶唱シンフォギアGXキャラクターソング1 Single, Maxiより「星天ギャラクシィクロス」


戦姫絶唱シンフォギアGXキャラクターソング2 Single, Maxiより「限界突破 G-beat」

水城奈々新アルバムより「Glorious Break」







7 thoughts to “戦姫絶唱シンフォギアGX EPISODE01 奇跡の殺戮者”

  1. 毎度毎度あったかい感想どうも!
    1話からシンフォギアしてましたね…今後もいっぱいシンフォギアすることに期待です

  2. クリスちゃん、公式サイトだと響や未来と同い年
    しかも誕生日的にはケツの方なんですが、これはいったい…

    1. 後片付けどうすんだ感で本編視聴時同様腹筋ひっくり返りました

      >>はいなさん
      Gエピローグ(秋)時点の年齢なのでクリスはまだ誕生日を迎えていないのです
      響達の一つ上で間違いないです

  3. いよいよ始まりましたね、まさに期待通りで期待以上の1話でした。
    今期もアニメ本編とともにこちらの感想記事も毎週楽しみにしております! デス!!

  4. 踊れ、踊らされるがままに
    じゃないすかね?

  5. 冒頭6分は大爆笑しました。相変わらずの密度ですわ。

    野暮な突っ込みだと思いますけど、最後のキャロルの台詞は、『これが奇跡を殺すと言っているッ!』に聞こえますなぁ。

  6. マリアと翼のライブのシーンで、天蓋が開いて夕陽が差し込む描写で一期一話を思い出しました
    奏さん……

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