戦姫絶唱シンフォギアAXZ EPISODE11 神威赫奕の極みに達し

サブタイトルの読み方は「カムイカクエキノキワミニタッシ」!


ちゃんと公式でも述べられている。
このおっさん、自覚があるのが相変わらずコワイネ。





黒幕の登場であるが装者たちはギアの修理が終わっていない以上、動くことはできない。
だが、だからこそ、黙して戦況を見守ることから成長が感じ取られる。
調も取り乱したものの何とか持ち直したようだ。
それにしても調、わりと美少女。
あれか? 祈るように合わせた両手によるものか?




「救護班、切歌ちゃんの回収を完了ッ!」

「良かった……」

安否が気遣われた切ちゃんであったが、わりとマッハで救助された。
相変わらず仕事が速い。
さすがの緒川さんであった。
全裸になるとかそういうこともなく普通に普通じゃない私服。
さすがに瀕死になればボケる余裕もないのであった。



この時に調の肩に手をやるクリスが大変よろしい。
後輩の気遣いができるように成長したのだ。
翼のOTONA化が囁かれる昨今だが、クリスのSENPAI化も見逃せない。
切ちゃんはJOSHIKIJIN化。






「あんなモノが……神を冠する力だと言うのかッ!!」

「間に合わないのッ!?」

「そうだ、神殺し――こっちにだって対抗策があったはずだろッ!」

「緒川の指示で調査部が動いているッ!」
「だが、新たな情報については……ッ!!」


神殺しの力、未だに発見できず。
土壇場なのにワチャワチャとしている。
ブルー・スリー……ブルー・スリーさえ生きていれば……
とはいえ、対策を講じられるかもしれないだけまだいいのかもしれない。
Gの時の月の落下に対する二課の策は何もなかったわけだし。
S.O.N.G.の組織としての力が増している証左かも。




「神の力は人類の未来のために在るべきだ」
「ただの一人が占有していいものではないッ!!」


「未来? 人類の?」
「くだらないッ!!」


まるで主人公のような台詞をサンジェルマンは叫ぶ。
おう、アンタ、悪の秘密結社の幹部だよな?
数話前までのへっぽこお姉さんはどこへやら、すっかり格好いいお姉さんになってしまって。
マリアさんに狼狽えるな!()と言われる展開が待っているのかと思いきや、そんなことはなかったぜ!




敵対することが確定したのでアダムは先手を取る。
響さえ弾き飛ばす恐怖の帽子スラッガーである。スピードワゴンかな?
サンジェルマンは銃撃で対抗するが全然通じない。
格好いい台詞言った後に帽子で倒れるなんて……
やっぱり、へっぽこお姉さんなのか……




「何故私をッ!?」

「ワガママだと親友は言ってくれました」

「ワガママ……?」

帽子を響はアッパーで弾き飛ばす。
なるほど! 回転していない方向から、下から殴ればいいのか!
キャプテン翼で同じような理屈で殺人シュートを防いでいるのを見た!
サンジェルマンが助けた理由を問うとワガママだと返す。
答えになっておりません。
何にせよ出番は減ったが未来の存在は響にとって相変わらず大きいのであった。
最大の理解者だけのことはある。





「群れるなよ、弱い者同士がッ!!」

帽子の次は火球を連打して攻撃してくる。
かわして銃撃を撃つが帽子によって逸らされてしまう。
帽子、本当に強ェ……帽子の聖遺物かな?
黄金錬成の際に燃やさないように気を遣っただけのことはある。





「誰かの力に潰されそうになっていたあの頃――」
「支配に抗う人に助けられたら何かが変わったのかもしれない」
「そう考えたら、サンジェルマンさんとは戦うのではなく話し合いたいと身体が勝手に動いてました」


響は先ほどの問いの答えを改めて言う。
思い出されるのはライブの惨劇直後の周囲から振りまかれた悪意であった。
この2人は形のない悪意に翻弄された点で共通している。
第7話で手を差し伸べたのも不和に抗うサンジェルマンの話を聞いたからか。
同じような境遇であることに気付いたからか、サンジェルマンも響の行動に気まぐれではない何かを感じ取るのだった。
フィーネさんやキャロルみたいにこじらせていないからその辺は素直。

それにしてもサンジェルマンの名前を知っていたのか……
カマホモたちが名前を呼ぶことがあれど、サンジェルマン本人は名乗ったことがない。
なので、名前を知らないと思っていたが、ちゃんと知っていたようだ。
とはいえ、名前を呼ばれるまで11話。長かったな!




「……立花響」
「お前が狙うは、ティキ」
「神の力へと至ろうとしている人形だ」
「器を砕けば神の力は完成しない」


敵が同じなだけでなく、根底にあるモノも同じだと認めたのか。
サンジェルマンは共同戦線を張るために目的を明確にする。
ティキを倒せば勝利!
わりとシンプル。
ここでちゃんと人形と説明している辺り、大変親切。
キャロルから響の人柄を聞いていたのかも。
戦いそうで戦わないから計画を進めるのに困ったとか。




「この共闘は馴れ合いではない」
「私のワガママだッ!」


「ワガママだったら仕方ありませんねッ!」
「誰かのために、サンジェルマンさんの力を貸してくださいッ!!」


お前は惑星ベジータの王子かよ。
ともあれ、この共闘はお互いの意志を貫くためのワガママ!
この時、敵だけでなく心も同じになったのであった。
相方は惑星ベジータの王子でそれなりに信頼できる!
そういえば、あの人もよくヘタれたなぁ……
サンジェルマン、惑星ベジータの王子説。






「思い上がったか、どうにかできると」
「2人でなら」


こうして『花咲く勇気』と共にまさしくボス戦が始まる。
2人の連携は第10話の切歌との接近戦の連打ではなく、響が接近戦、サンジェルマンが銃撃と完全に分かれている。
サンジェルマンがサポートに徹していると言えるか。
ここであまり自己主張しないのが中間管理職らしさ。
だが、アダムは圧倒的な力を持つだけあり、2人の攻撃を軽々とかわしていく。




さらに響得意の肉弾戦でも蹴りで対抗している。
す、すげえ……
まさか、魔力任せの錬金術のみならず、強靱な肉体による肉弾戦も行えるとは。
アダムは組織の長としては無能だが個の戦闘力は聖遺物もファウストローブもなしでシンフォギアと渡り合える化け物中の化け物である。
こんな化け物が存在しようとは……





あ、身近に化け物いたわ。





響の蹴りも軽々とかわす。
が、かわした先にある木にサンジェルマンが弾丸を撃ち込んで足止めを行う。
単純なパワーでアダムに並ぶ者はいないかもしれないが、だからこその搦め手である。
弦十郎だって心の隙を突かれれば力で勝るフィーネさんに負けてしまうのだ。




そこにハンマーパーツを全開にした響のパンチがモロに入る!
加減しろ莫迦!
……と言いたいところであるが、シンフォギアにおいて空を飛んでいれば生身を相手にもシンフォギアによる攻撃を加えても問題ないと監督が述べていた。
アダム、空を飛んでいるから殴ってもOK! むしろ、自然!
それでなくてもGX第11話では幼女を殴りましたからね。
それと比べれば全裸になりたがるHENTAIを殴るなんてごくごく当たり前よ……






「鉄火場のど真ん中で……やり合ってた相手の手を取るなんてどんな戦い方だッ!?」

「それが存外ガツンと来ることを、知らぬ雪音ではあるまい」

この連携の成功に敵同士であったはずの2人は笑い合う。
死闘を繰り広げたからこその呼吸が合ったのか。
このことにクリスは突っ込むが、翼の指摘通りに敵であっても手を繋ごうとする響に救われている。
なので、何も言い返せず、精々お茶を濁すくらいであった。
ぐぬぬ。





「させはしない、好きにッ!!」

有効打を与えるとサンジェルマンは空中に足場を作って響を援護する。
ティキを倒すのが目的なのだから、アダムへの攻撃はあくまでも足止め程度の意味合いのようだ。
忘れがちだけどシンフォギアは基本的に飛行能力がない。
XDなしで自然に飛行できるのは今のところ神獣鏡だけで他はインパクトハイクで強引に飛ぶとか、ミサイルで飛ぶとか、防人コプターで飛ぶとか、工夫の必要がある。
錬金術士でも飛べるのは今のところ、キャロルとアダムだけだし、飛行能力は上級錬金術?

そんな飛行能力を活かしてアダムは行く手を阻む。
倒置法連打だ、相変わらずね。
腹パンをモロに受けてすぐに反撃である。
凄まじいタフネスだ。
これで筋肉モリモリマッチョマンの変態ですからな……




「僕だけなんだよ、触れていいのは」
「ティキのあちこちにッ!!」


「メロリンズッキューンッ!!」

恋乙女の感性はよくわからん。
いや、こんなこと言われればときめくかもしれないけど、そこでメロリンズッキューンはちょっと……



ここでサンジェルマンが響を支えているの……いい……
根が素直だからか、ちゃんと共闘している。
雪音よ、見習え。




「ですが、局長」
「ご自慢の黄金錬成はいかがいたしましたか?」
「私たちに手心を加える必要もないのに何故あの馬鹿火力を開帳しないのか」


「……チッ」

「天のレイラインからのエネルギーチャージは局長にとっても予定外だったはず」
「門の開放に消耗し黄金錬成させるだけの力がないのは見て取れるわッ!」


一進一退の攻防が繰り広げられているが、その一進一退にアダムが全力でないことを悟る。
全力なら黄金錬成で一発KO。
全力でないのは想定外の天のレイラインを用いたことによるのであった。
結果的には状況を打開できなかったレイライン遮断作戦だったが、アダムの戦力を大きく減らすことに成功していたのであった。
大人たちの奮戦は無駄ではないのだ。ガチホモたちも無駄ではなかった。




「……聞いていたな」

「はいッ!!」

そして、アダムの弱みを突きつつ情報の共有化を図る。
サンジェルマン、頭脳戦も得意であった。
さすが消耗戦で装者たちを追い詰めただけのことはある。
そう思うとサンジェルマンはリーダーが適任と言えよう。
いや、強引に引っ張っていくのは苦手っぽいから中間管理職が精一杯か……






「嫌われるぞ、賢しすぎると」

痛いところが突かれたが構わずに自慢の帽子で攻撃を行う。
それを(頼れるのか頼れないのかいまいちわからない)魔弾ルシエドで迎え撃ち、爆風から出てきた響がインファイトを挑む。
しかし、渾身の一撃のはずが片手一本で止められてしまう。
真面目に錬金術を使っている錬金術士を嘲笑うかのようなどうかしているフィジカルである。
パヴァリア光明結社の錬金術士たちが幹部を除いてまったく出てこないのはアダムの出鱈目っぷりにやる気をなくしたからとか……






「「だとしても!」をッ! 貫けェッ!!」

しかし、シンフォギアの一撃を余裕で受け止めきれるわけではない。
響の一撃を抑えるのに精一杯である。
(余裕で受け止められるのは弦十郎くらい。つまり、フィジカルに限定すればアダムより弦十郎の方が強い
そこで花咲く勇気の歌詞と共にサンジェルマンが斬撃を決める!
先ほどまではサポートに徹しているかと思いきや、チャンスを掴んだと思えばインファイトを仕掛ける。
ナカナカヤルジャナイ!
でも、斬るのは腕か。腕なのか。胴体とか頭とかの致命傷に至る部位じゃないのか。
お前は宮本武蔵(板垣エディション)か。






「今だッ! 立花響ッ!!」
「ティキが神の力へと至る前にッ!!」


「………………ッ!?」

ともあれ、腕を斬れば致命傷である。
融合症例とかじゃないと出血多量で死ぬし、ティキを守っている場合じゃなくなる。
そう考えるとサンジェルマンの手は悪くないかも!
何かみみっちいけど!
と思っていたら、アダムの腕は人間のそれではなかった。
知ってる! ワイルドアームズってゲームで主人公が腕を斬ったら機械の身体だと知ったシーンだ!
パクりやがって! 訴えてやる!




「錬金術士を統べるパヴァリア光明結社の局長がまさか――」

「人形……?」

アダムの正体は人間ではなかった。
設定レベルで特に裏付けもなく非常識な能力が示唆されてきた以上は何らかの理由がないとおかしい。
同じく超人的な能力の持ち主である弦十郎は作中で飯食って映画見て寝ると強さの理由が完全に説明されているので納得できた(反論は許さない)が、アダムにはそれがなかった。
その答えが人間に非ず、人形というものだった。






「人形だと……ッ!」
「人形だとォオオッ!!!」


アダム、メチャクチャキレた!
今まで余裕ばかりを見せてきたアダムらしからぬ激憤である。
人形と呼ばれると堪忍袋の緒が切れるようだ。
アダムがやたらと全裸を見せていたのは人形ではないという主張のためだろうか。
サンジェルマンたちの反応を見る限り、全裸に不自然はなかった。
元男のカマホモ2人も普通に見ていたしチ○ポの形がおかしいとかそういうこともない完璧に自然な身体だったのだろう。
そう、あの全裸には意味があったのだ!
あったんだよ!





「許さない……ッ!!」
「アダムをよくも、痛くさせるなんてェェエエェエエッ!!!」


「何……だと……」

アダムと共にティキも激怒する。
そして、現れたのはどうみてもマザーやんけ! マザーやんけェ!
初めて見るのに初めて見る気がまったくしない存在にティキは変貌した。
人間になりたいと言いながら人間とはかけ離れたモノになったのは皮肉であろうか。
もっとも、子供をたくさん作れるっぽい見た目にはなったけど……




「神力顕現――」
「持ち帰るだけのつもりだったんだけどね、今日のところは」


ティキそのものが変貌したわけではなくコアユニットのようだ。
エネルギーに概念を付与すればその形に変貌するのはヨナルデパズトーリが証明している。
というわけで恋乙女の概念を付与した神の力がこれ! マザー!
何か突拍子がない気もするが、ティキとマザーの無自覚に悪意を振りまく精神性はけっこう似ているしマザーになるのも道理かも……






「知らしめようか、完成した神の力――」
「『DIVINE WEAPON』の恐怖をッ!!」


そして、出た! DIVINE WEAPON!
神の力を顕現させた兵器だからDIVINE WEAPONということか。
マザーだったりDIVINE WEAPONだったりで、いろいろな面から濃厚なWAシリーズネタである。

ここでWAシリーズのネタ解説。
「DIVINE WEAPON」はWAシリーズにおいては「ディバインウェポン」表記で登場している。
WA1では主人公ロディの最強武器でありブーメランフラッシュを倒すことで入手できる。
ただし、WA1では設定的な味付けは特にされておらず、これを落とすブーメランフラッシュとの関連性も不明。
最強武器以上の個性は特にないと言える。
ぶっちゃけ、これを手にする時期にはARMの強化が進みロディにとって不要な武器となっているのであまり存在感がない。

WA4では一気に存在感がアップ。
作中最大のARMとして登場している。
(WA4のARMそのものがそうなのだが)元々は惑星環境の修復に用いられるはずであった。
しかし、ラスボスのハウザーが手にすることで惑星を汚染する存在になっている。
ディバインウェポン自体は凄いARMという位置付けであり、それ自体に意志などがあるわけではない。
個性なき最強武器というWA1の立ち位置を反映させていると言えなくもない。

また、元々はファルガイアの環境を修復するためのユグドラシルシステムを悪用したという点でマザーと設定が似ているとも言える。
その点は意識されていたのか、WA4のディバインウェポンの造形は何となくマザーに似ている。
マザーとディバインウェポンは無関係のようで意外な共通点があるのだ。
余談の余談でWA4のディバインウェポンが秘蔵されているイルズベイル監獄島を守る迎撃ミサイルの名前はガングニールである。
うわぁ……この符号の連鎖……金子のおっさん怖い……



「あれだけの破壊力……シンフォギアで受け止められるの……?」

さて、そんなDIVINE WEAPONの破壊力に調はビビる。
神の力をただ撃っただけでも防ぐには絶唱が必要だった。
今はそれ以上の破壊力があることは想像に難くない。
調がガン引きするのも道理である。
だ、大丈夫……お前も美少女血涙すれば何とかなるさ……
シンフォギア随一の美少女なんだからきっと透明度の高いクリアーな血涙を流せるさ……



「『ひとでなし』――」
「サンジェルマンはそう呼び続けていたね、何度も僕を」
「そうとも『ひとでなし』さ、僕は」
「何しろヒトですらないのだから」


アダムにとってひとでなしとはそのままの意味だった。
怒りに任せて言った言葉だが正鵠を射ていた。
繰り返すけど理由もなしに生身であんなことができるのは人間じゃないからね。そうなるね。
そして、理由さえあれば大抵は許容されるのがシンフォギア及び金子彰史。





「僕は造られた、『彼ら』の代行者として」

「『彼ら』ッ!?」

「だけど、廃棄されたのさ、試作体のまま」
「完全すぎるという理不尽極める理由を付けられて」


カストディアンのことかァ!
「彼ら」が何なのかは触れられない。
触れられないが、カストディアンの存在を匂わせてきた。
試作体ということはサイトの謎の用語の羅列のひとつ、「悪辣なるプロトタイプ」はアダムを指していたのか。
性格悪いからなー……悪辣だなー……

なお、神話のアダムは最初の人間であるが、土から作られている。
なので、ゴーレムと見る説もある。
シンフォギアのアダムが人形なのもそうした説を取り入れた形であろうか。
シンフォギアは神話や逸話をかなり広範囲かつ精密に取り入れているので怖いです……




「ありえない……完全が不完全に劣るなど」
「そんな歪みは正してやる」
「完全が不完全を統べることでねェッ!!」


不完全はヒトを指すのだろう。
人間を遙かに上回る能力を持つのに、彼らに失敗作扱いされている。
何かプライド高そうなアダムとしては許しがたい恥辱か。
そんな彼らに首ったけのフィーネとやり合うのは必然か。
……こいつらがやり合うことになったのは目的が微妙に違うというよりも、そこにこそあるのかも。






「何をッ!?」

「さっきみたいのを撃たせるわけにはッ!!」

メガ粒子砲を防ぐために響は特攻する。
何とか間に合って顔パンに成功して銃口を逸らすことに成功する。
思い切りの良さが功を奏した形であり、慎重派なサンジェルマンには無理な一撃である。




「こんな力のために……カリオストロは、プレラーティはッ!!」

しかし、逸れたことで軍事衛星が破壊されてしまう。
ここで「消し飛ぶ軍事衛星」も回収。
何か面白いから消えたって感じであった。
軍事衛星に合掌を……
ついでに軍事衛星は偵察目的のものがほぼ全てであり、兵器が格納されているような軍事衛星は条約は存在していない。
なので、消し飛んでもデブリが増えるだけで比較的安心。



「周辺防犯カメラからの映像、途絶……」

激化する戦いに伴って映像が途絶する。
毎回、奇妙に戦闘が映し出されていたけど防犯カメラからの映像であったか。
でも、GX第4話の廃ビルはどうやって観測していたんだろう。
あれも防犯カメラ?
戦闘力も計測していたけどそれも防犯カメラ?





第1期のように流星が空を彩る。
それを背景にドヤ顔するアダムと、流星に不吉なモノを感じている未来だった。
なお、未来に台詞なし。
荒れる! 井口が荒れる!



「シエルジェ自治領から通達……」
「放たれた指向性エネルギー波は米国保有の軍事衛星に命中、蒸発させたと……」


WAファンにおなじみのシエルジェ自治領、シンフォギアにおいて登場。
実はGでも台詞でだけ登場しているので正確には再登場である。
WA2で登場したシエルジェ自治領には天体観測器が存在していた。
それと同じようにシンフォギアにおいても天体観測を行っており、今回の軍事衛星の報告を行っていたのだろう。
(Gでは月の軌道について調べた時に登場している)
各国との協力関係は複雑そのもののシンフォギアにおいて、Gと引き続いて協力したということは日本とは良好な関係にあることが窺える。




「どうなっている」

「………………ッ!!」

混乱する状況の中、風鳴訃堂がその姿を見せる。
この土壇場に姿を見せた底知れぬジジイである。
S.O.N.G.、かつては二課が最終局面において窮地に陥っても連絡はしなかったが、今回は姿を見せたということは今回の事態はそれほどということか。
管制が行えなくなって指揮系統が一時的にマヒしたことも顔出しした理由かも。
そうなると弦十郎が常に司令室に留まっているのも、訃堂の口出しを避けるためだったり?





「――果敢無き者が」
「此度の騒乱は既に各国政府の知るところ」
「ならば、次の動きは自明であろう」
「共同作戦や治安維持などと題目を掲げ、国連の旗を振りながら武力介入が行われることが何故わからん」


「ですが、きっと打つ手はまだありますッ!!」
「そのための我々であり――」


事が大事のために各国の武力介入が行われてしまう。
今までもそういった場面が幾度もあったものだが、パヴァリア光明結社という大物が相手となれば強引にでも介入して首を討ち取りたいのか。
そうなればなし崩し的に日本への武力による干渉が行われるかもしれない。
訃堂が危惧しているのはそうしたものだろう。
これだけなら厳しいけど国のことを考えているジジイなのだが……
弦十郎は反論しようとするが知るかと通信を切られる。
実の息子に容赦なし。




「やはり、この国を守護せしめるは真の防人足る我をおいて他なし」

「今の通信って……」

「この戦いに、風鳴宗家が動くということだ……」

この口振り……まさか、訃堂も戦場に立つ気か?
実際、異常に強くてもおかしくはない。
だって、風鳴だし。風鳴一族はどいつもこいつもおかしいし。緒川家も傘下にいるし。
そんな風鳴宗家が動くのは間違いなくただ事ではない。
敵はアダムだけでなく各国の動向や訃堂とそれ以外にも頭を悩ませる要素が多いのであった。




「響さんッ!?」

「あのバカ、地面が好きすぎるだろッ!!」

やっと現場の映像を映し出すと響はダウン中。
クリスのこの台詞、何かイイっすね。
「安さが爆発しすぎている」のように文章センスが凄い。(こっちはさくらやが元ネタだけど)
フィーネさんの薫陶の賜物ですか?




「全力の銃弾でッ!!」

響は倒れてもサンジェルマンの心は折れない。
射撃をしまくる。
DIVINE WEAPONの各部が砕けていることからけっこうダメージを与えている。
あ、あれ? イケる?
何か隠しボスに何となく挑んでみたら勝てたみたいな?






「それでもか……ッ!!」

「さっきのはヨナルデパズトーリと同じッ!?」

「なかったことにされるダメージッ!!」

しかし、DIVINE WEAPONはヨナルデパズトーリと同様の力でダメージをなかったことにする。
神の力によるものであった。
逆に考えればわりと即興の形ながら、神の力を実現していたヨナルデパズトーリは実は凄かったんじゃ……
そんな傑作とも言える存在があっさりとブチ殺されたのに、原因を調べるなと言い出された辺りから、サンジェルマンたちのアダムの心象が悪くなっていったトカ。
あと調さん。ヨナルデパズトーリの名前を知っているんですな。偉い。






「圧倒的な攻撃と絶対的な防御……ッ!!」

「ああ、反動汚染の除去が間に合ったとしてどう立ち回ればいいんだよ……ッ!!」

サンジェルマンは頑張って撃ち込んではなかったことにされて、反撃を食らって吹き飛ぶ。
攻撃であっさりと砕けていることから防御力自体は低いようだが、HPが実質無限となれば話は変わる。
装者全員が健在でも打つ手があるのかはわからない強敵である。
今回、台詞なしのエルフナインが頑張りもどうなるのか。
キャロルを呼ぶしかないのか。第11話にしてまだ復活しないキャロルは本当に出番があるのか。
……大丈夫だよなぁ! 前作ラスボス枠! ウェル博士にも出番あったんだぜ!



「不完全な人類は、支配されてこそ完全な軍隊へと完成する」
「ヒトを超越した僕によってッ!!」


アダムはまたもワクワクワードを言い出す。
軍隊……何のために……やっぱり、カストディアン相手にやらかすために……?
第5期が決まっているのをいいことに先のことばかり考えやがって!
何か先のことを考えていない展開ばっかりだけど!
先を考えない完全燃焼のスタイルを貫くのがシンフォギアらしさ。

※追記
軍隊ではなく群体説。
……ぐ、軍隊と思った時のワクワク感が筆を疾走させたのデス。



「もはやDIVINE WEAPONを振るうまでもないね、この幕引きには」
「手ずから僕が始末しよう、君だけは入念に」


うわぁ……自分でトドメはあかんよ……
それ、トドメを刺せないフラグ……
有能なのか無能なのかよくわからんアダムだが、こういうところは無能っぽい。
また、入念にと言い出す辺り、響を特別視しているようだ。
まぁ、響はいろいろと特別すぎるわけだし。
無能でもヤバい相手だとわかるのか。




「無為に天命を待つばかりか……ッ!!」

「――諦めるなッ!!」
「あの子なら、きっとそう言うのではありませんか」


動ける装者は一人だけ。
サンジェルマンは頑張っているけど何か無理。
訃堂が何かをやらかそうとしている。
シリーズ屈指の絶望的な状況である。
特に響しか動ける装者がいないというのがヤバい。
今までは何人か動けたのに……
そんな状況で諦めるなと叫ぶ若い男の声が聞こえるのだった。



「解析されたバルベルデドキュメントッ!?」

「我々が持ちうる限りの資料です」
「ここにある神殺しの記述こそが切り札となりえます」


そして、謎だったバルベルデドキュメントが判明!
ここに記されている濃密な内容は後日記載するとして、まさかのバルベルデドキュメントの復活である。
それもその中の神殺しの記述を見つけて来た。
謎の男、クレジット曰く匿名XはS.O.N.G.がもっとも求めている情報を提供したのであった。




「調査部で神殺しに関する情報を追いかけていたところ、彼らと接触」
「協力を取り付けることができました」


匿名Xとコンタクトを取ったのは緒川さんであった。
緒川さん、超有能。
切歌を救助する傍らで神殺しの情報もしっかりと集めていた。
緒川さん、超有能(2回目)
前回から続くこの最終局面は装者の活躍はもちろん、裏方の大人たちの尽力も大きい。
だが、ブルー・スリーは犠牲を忘れてはいけない……
面白い用語集を書きたいだけの贄となった彼のことを……




「かつて、神の子の死を確かめるために振るわれたとされる槍」
「遙か昔より伝わるこの槍には凄まじき力こそ秘められていたものの、本来神殺しの力は備わっていなかったと資料には記されています」


「それなのにどうして?」

「2000年以上に渡り、神の死に関わる逸話が本質を歪め、変質させた結果であると」

「まさか、哲学兵装……」
「先のアレキサンドリア号事件での中心にあったという――」


神の子の死を確かめるための槍……ロンギヌスのことですな。
そして、ロンギヌスの起源がガングニール説というトンデモを打ち立ておった。
神話逸話の精密な考証がされているのがシンフォギアなのに唐突なトンデモだけど、それもシンフォギアである。
そんなことを言い出したらシュルシャガナとイガリマもおかしいので今更だ。

逸話が存在を歪め本来とは異なる形にしてしまう。
それはシンフォギア3.5で述べられたモノである。
アレキサンドリア号事件について言及されたことで、シンフォギア3.5が完全な正史として確定した瞬間であった。
XDをやっていればなおさら楽しいエピソードであった。






だが、防人ィ!
お前は哲学兵装を振るったかつてライバルを思い出してやれよォ!!





「前大戦時にドイツが探し求めたこの槍こそ――」

「ガングニールだとォッ!!」

ガングニールにこそ神殺しの力が秘められていたんだよ!
ナ、ナンダッテーΩΩΩ
ガングニールに神殺しの逸話はない。
ないが、神殺しの槍と混同されたことでいつしか神殺しの属性が宿ったのだった。
3.5の内容がただの繋ぎだけでなく、AXZの重要な設定にも絡んでくるとは……
みんな、シンフォギアXDをプレイしよう! レイドボス以外は楽しいかも!
レイドボスは死ね(直球)




「そう、なんですね……」

「立花ッ!?」

そして、響は匿名Xの報告をちゃんと聞いていた。
もしかして、死んだ振り?
地面好きすぎません?
そうだとしたらAXZの響らしいというか、小賢しいというか……





「まだ、何とかできる手立てがあって……」
「それがわたしの纏うガングニールだとしたら――」


「気取られたのか」

「もう一踏ん張り……」
「やってやれないことはないッ!!」


ここで「UNLIMITED BEAT」だとォ!?
まさかのXDのテーマ曲がAXZに輸入された!?
XDとの繋がりが強調されてきた。
だから、レイドボスは止めてくれぇ。

ガングニールに希望があると知った響は立ち上がる。
幾度か逆転の鍵となってきた響だが、戦術上響個人が求められた場面は存外ない。
S.O.N.G.の作戦だけでなく日常においても特別視されることはなかった(除く未来)
特別視されたのはライブの惨劇の後くらいである。(もっとも、それは最悪な特別視だが)
だが、今は響個人が逆転の鍵となる。
立花響の人生を鑑みるとそれが何よりも嬉しく立ち上がる力になったのであろう。
誕生日に嬉し恥ずかしだったのも、特別視されることに慣れていないから?





「――ティキッ!!」

アダムの指示でDIVINE WEAPONと化したティキはメガ粒子砲を撃つ。
それを響は何故か浮かび上がっている岩を飛び越えながらかわし接近する。
ホント、何で浮かび上がっているんですかね。
神の力だから何があってもおかしくないとはいえ……





「行かせるものか、神殺しッ!!」

響を止めるべく帽子を投げるがそれをサンジェルマンが阻む。
ナイスアシスト。
DIVINE WEAPONにボコボコにされていまいちかと思ったサンジェルマンだが、サポートに回れば途端に輝く。
何というか縁の下の力持ち。No.1よりもNo.2型。
ホルホースか、貴様は。
パヴァリア光明結社が発展したのもアダムの力よりサンジェルマンのサポートが大きいのかも……




「なるほど、得心が行ったわ」
「あの無理筋な黄金錬成はシンフォギアに向けた一撃ではなく、局長にとって不都合な真実を葬り去るためだったのねッ!!」


黄金錬成の狙いは神殺しに関する記述を抹消するためだったとサンジェルマンは推理する。
ヨナルデパズトーリがやられた理由を究明させなかったのも、神殺しの力に繋がることを恐れたためか。
つまり、アダムは事実の発覚に伴うサンジェルマンたちの離反をある程度予期していたとも言える。
目的のためにやることはやるが大雑把で穴が出来やすいから無能呼ばわりされているのかも。
細かい部分を塞ぐタイプのサンジェルマンとしてはなおさらだ。






「言ったはずなんだけどなぁ、賢しすぎるとッ!!」

サンジェルマンは響のサポートに徹する。
つまりはアダムとのタイマンである。
アダムは銃撃をかわして接近するが、サンジェルマンも左腕を断ち切ったガンブレードで対抗しようとする。
前回の描写からわかるように自分の強みを押し付ける戦い方をするのではなく、高い対応力で相手の出方に対応する対応型がサンジェルマンである。
つまり、ダルシム。






「馬鹿なッ!?」

「潰えて消えろッ!!」
「理想を夢想したままでッ!!!」


対してアダムは左腕を千切ってそれを武器にして斬り合う。
これぞまさに手刀である。
違う、手刀はそういうものじゃない。
これにはサンジェルマンも驚く。
そりゃ教科書になさすぎる戦法である。
対応型のサンジェルマンとしてはビビるしかねえな。





「行け……行け……」

銃を剣とするサンジェルマンと左腕を剣とするアダムの激闘が繰り広げられる。
熱い激闘のはずなのに何かがおかしい……おかしいよ、この絵面……
しかし、超常を前にもサンジェルマンは怯まない。
理想のために殉じる覚悟は本物なのだ。
狼狽えるな!() 悪を貫け!()





「そのまま行けッ! 立花響ッ!!」

「乗りすぎだ、調子にッ!!」

ボスキャラへの岩の道があるなんてRPGかな?
飛行能力がないとショートカットできないのが辛い。
ともあれ、サンジェルマンの時間稼ぎが功を奏して、響はDIVINE WEAPONに近付いている。
即興のコンビだが役割分担ができていてチームワークがいい。
サンジェルマンのサポート力の高さよ……
【援護します】【援護します】【援護します】【援護します】





「私は進むッ!」
「前に前にッ!!」
「ここで怯めば取り戻せないモノに後ずさるッ!!」


さらに対応するばかりでなく積極的に攻め立てる。
言葉通りに前に進む意志が感じられる。
どこぞのたやマさんと違って狼狽えてない! 貫いている!





「屈するわけにはァッ!!」

そして、全力のビーム(でも、細い)でアダムを吹き飛ばす。
ま、まぁ、貫通力があるから……
ともあれ、熱い姿を見せつけたサンジェルマンであった。
こういう部分でも響とのシンパシーが感じられる。





「寄せ付けるなァッ! カトンボをォオッ!!」

「アダムヲ困ラセルナァッ!!」

ついに神の力と神殺しの力が激突する。
響のパンチとDIVINE WEAPONのパンチが激突する。
ガタイはDIVINE WEAPONの方が上であるが、属性は響の方が有利である。






「DIVINE WEAPON復元されずッ!!」

「聞いてるわ……まさか、本当にッ!」

「神殺しの哲学兵装ッ!!」

そして、属性相性が大事なのでDIVINE WEAPONの腕は砕ける。
UNLIMITED BEATが流れているからね。
属性相性に重きを置かれるのは当然だね。
自分は翼という自己申告によって敗れたけど、哲学兵装の強さはファラが証明している。
概念を超える意志があれば打ち破れるのが哲学兵装だが、その意志をティキは持ち合わせていないのだった。
ヘッ! ざまあ!



「切ちゃんッ!」

それに伴って切歌、無事に復活。
復活速いな、切ちゃん!?
いや、まぁ、嬉しいんデスけどね。
でも、何事もなさすぎるでしょうが。
あそこまで綺麗な絶唱をしたのだから軽傷でもおかしくないが。




これが致命傷ラインの絶唱。
美少女じゃなくなる。



軽傷ラインなら美少女を保てる。
つまり、暁切歌の美少女血涙はわりと大丈夫という描写でもあったのだ!





「バルベルデから最後に飛び去った輸送機」
「その積み荷の中に大戦時の記録が隠されていたのです」


「あの時の無茶は、無駄ではなかったのデスね……」

匿名Xは第2話の輸送機からバルベルデドキュメントを入手していた。
装者たちの一生懸命で救ったものが、今度は装者たちを救うことになった。
ザババコンビ、輸送機はもちろん、LiNKER完成から響を助けたり、ユニゾンで逆転策を見出したりとAXZでは大活躍である。
切ちゃんは美少女になったしな!




「教えて欲しい」
「君の国が手に入れた機密情報を何故我々に?」


「歌が、聞こえたので」

「歌?」

「先輩が教えてくれたんです」
「あの時、燃え尽きそうな空に歌が聞こえたって」
「そんなの私も聞いてみたくなるじゃないですかッ!!」


匿名Xの正体はGX第1話で出てきたスペースシャトルの乗員だった。
メタ的な視点で見ると声優が変わっているので別人という見方ができなくもないが、トニーだって声優が変わっている。
なので同一人物と見るのが自然だろう。

匿名Xの行為は国家機密の横流しである。
極刑物の無茶である。
だが、匿名Xは装者たちの無茶に、一生懸命に命を救われている。
だから、同じように無茶で、一生懸命で借りを返した。
助ける側だけでなく助けられる側も一生懸命なのがシンフォギアなのだ。
輸送機の件といいAXZのエピソードは繋がりに重きが置かれているのであった。




「終わりだ、これで」

神殺しの力で属性的に優位に立ったが力そのものはDIVINE WEAPONの方が上。
響は吹き飛ばされる。
アダム、ドヤ顔。
でも、すみません、あの……こういう時に追撃しないからアンタ無能呼ばわりされると思うのですが……




「立花響ィッ!!」

サンジェルマンは響の名前を叫ぶ。
今の響を一番買っているのは不撓不屈の精神を信じているサンジェルマンかもしれない。
この言葉に響も活を入れる。
いつもは装者たちが響を支えているのだが、今はサンジェルマンが支えているのが新鮮だ。
共通する過去を持つ故か。
キャロルの時は繋げなかった手を繋げたことが響の力にもなっていそうだ。




「神殺し、止まれェッ!!」

「八方極遠に達するはこの拳ッ!!」
「いかなる門も打開は容易いッ!!!」


八極拳の理念を叫びながらAXZで多用しているドリルパンチの構えである。
これにはアダムも為す術なく叫ぶだけである。
やったか!




「――ハグだよ、ティキッ!!」
「さあ、飛び込んでおいでッ!!」
「神の力を手放してッ!!」


「アダム大好キィッ!!」

だが、アダムはティキを緊急脱出させようとする。
やってない!




「うおおおぉおぉおおおおッ!!!」

殺ったァ!
人形なら容赦せずブッ殺してやる!
響のそんな決意が伝わってくる一撃であった。
アダムはティキを信じられず安易に逃げた結果、ティキが両断されてしまった。
これは信じた者が勝ち、信じなかった者が負けた結果と言えよう。



「ここ一番でやっぱりッ!!」

「バッチリ決めてくれるのデスッ!!」

お前ら、メッチャ嬉しそうだな。
いや、嬉しいのは当然だけど、人形がブッ壊れてるし……
でも、この2人、ミカをバラバラにしてた。
それならへいき! へっちゃら!




「アダム好キ、大好キ……」
「ダカラ抱キ締メテ離サナイデ……」
「ドキドキシタイノ……」


「恋愛脳め……いちいちが癇に障る」

うわぁ……それが本音っすか……
ひでえ野郎だ!
でも、ざまあ!
これがカマホモ2人の死を嘲笑した報いである。
……そういえば、アイツら、死んだままなんですけど大丈夫っすかね?
もう1度くらいカリオストロのオモシロポーズみたいんですけど……






「だけど、間に合ったよ、間一髪」
「人形を、神の力を付与させるための――」


「ナンデナノッ!?」

これぞ文字通りの死体蹴り(死んでない)
ティキはバラバラになってDIVINE WEAPONも消滅しても、神の力は存在したままだった。
つまり、アダムの計画は水泡に帰してはいないのである。




「断然役に立つ、こっちの方がッ!!」
「――付与させるッ!! この腕にッ!!!」
「その時こそ僕は至るッ!!」
「アダム・ヴァイスハウプトを経たアダムカドモンッ!!!」
「新世界の雛形へとッ!!!」


左腕に神の力を付与させる!
左腕はWAシリーズにおいて曰く付きの逸品。
シンフォギアにおいても曰く付き。
つまり、金子彰史において曰く付き。
そして、アダムカドモンは神人間という意味である。
完全を超えた完全となることがアダムの目的か……

それにしてもアダム繋がりで様々な意味を付与しているのはさすが。
金子彰史が長年綿密に考えてきたネタなのだろう。
多分、WAXF以降から考えてた。
というか、WAシリーズでやらなかった(やれなかった)ネタかも。
ついでにアダムカドモンはWA3にも登場していた用語だったり。




「どういうことだ……?」

しかし、神の力、アダムを華麗にスルー。
こういう時に変顔をするのがウェル博士。
しないのがアダム。





「何これ……」
「どうしたの?」
「うわっぁああぁああああッ!?」


「おい……何やってんだよ……」

神の力は響に集まっていき輝く。
この異常事態にサンジェルマンも装者たちも言葉を失ってしまう。
それにしても今回はクリスのリアクションが光る。
本当、いいリアクションをする人だ。






「宿せないはず……穢れなき魂でなければ神の力を……」

「生まれながらに原罪を背負った人類に宿ることなど――……」

神の力によって響が繭に包まれてしまった。
あー! また初めて見るのに初めて見る気がしない光景だ!
ワイルドアームズってゲームで見たことがある!
繭からマザーになったのがWA1なら、マザーが出てから繭になるのがシンフォギア。
順番が逆。
これでは別の意味での誕生日を迎えそうである。
もしかして、誕生日ってそういう意味……

何はともあれ人間では宿せないとされる神の力を響は宿した。
もしかして、響は既に人間ではなかったのか?
第三種適合者の詳細は未だに明らかになっていない。
響の身体に起きた奇跡には秘密があるのか。
衝撃的展開が続きまくったまま、次回へ続く。







3 thoughts to “戦姫絶唱シンフォギアAXZ EPISODE11 神威赫奕の極みに達し”

  1. 聖遺物は神話の時代、伝説の時代、歴史上と年代に差異があるので伝説のソレが神話のアレだった、みたいな話はこう言う話造るときの醍醐味ですね。ヒドイのになるとエクスカリバー=草薙の剣(一揃いの双剣の片割れ)とか言い出す作品まであるくらいだからこのくらい軽い軽い。
    確か十字教の解釈では神の子はその死をもって人類の原罪を贖ったとされるので、ガングニール(の破片)に貫かれ生死の境を彷徨った響はその体験をもって神の子の死と復活を再現したともいえるわけで、神の力を宿す資格を持っているといえそう。
    他にもイロイロ解釈の仕方はあるでしょうけど、もっと単純に神殺しが神の力を簒奪するカンピオーネ方式でもいいかも?確か奴らも愚者(エピメテウス)の申し子とか言われてた。愚者の石を生み出した響にふさわしいかもしれません。原作者が違いますが。
    古代の王朝では王の死後、偽王を立ててこれを殺すことで新王が即位するという通過儀礼があったりもするらしいので神殺しが新たな神になる、と言うのもどこかにあったかもしれません。

  2. というか、相手がノイズではありませんので弦十郎が出ればいいんじゃないですかね?
    あれ……誰か来たようだ。

  3. 匿名Xの正体はシャトルの乗員ではないのでは?
    >「先輩が教えてくれたんです」
    >「あの時、燃え尽きそうな空に歌が聞こえたって」
    >「そんなの私も聞いてみたくなるじゃないですかッ!!」

    「私も聴いてみたい」…つまり、この人物は歌を聴いていない。あのときシャトルに乗っていなかったというわけデス。
    シャトルに乗っていたのなら写真の顔を光の斜線で隠す必要もありませんしね。

    なお、トニーの声優さんが変わったのは、初代の方が亡くなられたからかと。

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